子どもも大人も一緒になって岡山のキレイな海を守る。
こんにちわ、「POLAサステナビリティ公式note」です。
今回は、ポーラ社内報SDGsTIMES(2021年9月30日発行)を改定したものをご紹介します。
自分たちが楽しむことで多くの人と、ポーラとの縁をつないでいきたい。
岡山を元気にしようという「ももたろうプロジェクト」に參加して、最初は何をしたらいいのか手探りの状態でした。取り組んでいるうちに「同じやるなら結果が出せるように頑張ろう!」という意欲をかき立てられました。岡山でポーラのSDGs活動を広めるには、外部の方とつながることが大事だと思うようになったのです。そこで周りの人たちに声をかけながら活動に取り組んでいたら、地元のテレビ局であるRSK(山陽放送)とのつながりで、日本財団が行っている「海と日本プロジェクト」に参加しないかというお声をいただいたのです。「POLA×海と日本プロジェクトin岡山」と名付けたこのプロジェクト最大のイベントが、2021年9月19日に行った海の清掃活動です。天候も心配でしたが、当日は見事な快晴!なんと125名もの方にご参加いただくことができました。海ごみ研究員の塩飽敏史さんにもお越しいただき、海ごみと化粧品ごみの関係について話をしていただくなど、楽しみながらも環境問題について考える時間になりました。私たちがSDGsに取り組み始めたことで、お客さまや店舗スタッフたちもSDGsに関心をもってくださることが嬉しいです。人にやらされるのではなく、自分が本当に楽しんで取り組んでいることは、周りの人にも共感してもらえるのだということを実感しています。
子どもから大人へ。SDGsの活動で岡山を元気に盛り上げます。
活動に參加したきっかけには、岡山でもっとポーラの認知度や好意度を上げたい、という想いもありました。そのためには右も左もわからないけれど、とにかくやってみよう!と。色々な取り組みを模索する中で、RSKさんとのコラボで「海と日本プロジェクト」が始まりました。岡山の海を守るのはもちろんですが、ポーラのPRも一緒にしようということで話を進めていきました。その手始めとして「POLA×海と日本プロジェクトin岡山」のコラボ商品である、オリジナル化粧ポーチとポーラ商品のセットを制作しました。化粧ポーチは、岡山県立大学の学生さんが美しい海をイメージしてデザイン。オーシャンブルーのウミガメをモチーフにした可愛い仕上がりで、若い世代にも好評でした。
この活動を始めるようになって以前よりお客さまが好意的に受け止めてくださり、エコバッグ活動などにも積極的に協力してくださるようになってきました。何より、小さなお子さんまでSDGsの活動に喜んで參加してくださることに驚いています。お子さんが活動に參加することで、その親ごさんも環境問題やSDGsを真剣に考える。次世代に想いをつなげていくのはもちろんですが、私たち親世代が子どもから教えてもらうこともたくさんあるのだと日々刺激をもらっています。
「ももたろうプロジェクト」を全国へ。
以前、このSDGsTIMESにも取りあげていただいた「ももたろうプロジェクト」も、スタートから約1年半。
岡山独自のプロジェクトが、參加いただいているメンバーの想いと力で、どんどん進化しているのを感じています。その最たる例が、2021年に2回の開催を行った「リユースコンテスト」です。元々ポーラ商品のパッケージをリサイクルしようという「リユースプロジェクト」に端を発したこの取り組みをより大きくするために、廃材を使ったアート作品のコンテストを行ったらどうだろうというアイデアがきっかけでした。せっかく行うなら地元の学生を巻き込みたいと考え、5月に高校・大学・専門学校の学生部門として、1回目のコンテストを開催しました。応募は10件だけでしたが、一つひとつの作品のクオリティの高さ、作品に込められた学生さんの想いの深さに、メンバーみんなが感動しきりでした。
2回目は、岡山市や倉敷市に協力を依頼し、必死のPRの甲斐もあって、なんと前回の10倍以上である124件もの応募をいただくことができたのです。最年少はなんと1歳。もちろんご両親の手伝いがあるとは思いますが「コロナ禍でお祭りがなくなったから、縁日気分を味わうため」「学校で習ったゴミ問題をどうしたらいいか、自分なりに考えた」など、作品に添えられたコメントを読んでいるだけで、小さなお子さんが真剣にSDGsのことを考えてくれたという事実に胸がいっぱいになりました。
今回の審査には、岡山県立大学のSDGsアンバサダーの皆さんにも參加していただき、イベントの規模も、つながりも、確実に広がっています。将来的には他企業とのコラボレーションも視野に入れ、この「リユースコンテスト」そして「海と日本プロジェクト」を全国規模で開催するのが「ももたろうプロジェクト」の大きな野望です。