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幸せ研究でわかったことと美容ルーティン5か条

こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。

今回は、ポーラ幸せ研究所で行っている「幸せ研究」についての紹介です。


2021年4月「ポーラ幸せ研究所」を創設

幸福学の専門家である慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授と慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科付属SDM研究所の前野マドカ氏に協力いただき、「ポーラ幸せ研究所」を創設しました。

ポーラ幸せ研究所では、幸せに関する調査・研究を生かし、ワークショップやセミナーなどの企画を行い、商品やサービスづくり、またお客さまへの接客をよりよくしていく取り組みなどを行っています。従業員やビジネスパートナーとその家族、お客さま、ステークホルダー、地域社会において、美しく幸せな生き方やウェルビーイング実現に向けた仕組み作りを行い、社内だけにとどまらず、社会に広がっていくように取り組んでいます。

及川社長は創設にあたり「幸せ研究で得た知見を広く社会に還元し、希望に満ちた未来の一助になれれば」とメッセージを発信しています。

幸福学専門家の前野教授は、

「幸せな人は、利他的で、誠実で、挑戦心があり、外交的な人であることが知られています。要するに、心の美しい人は幸せなのです。私は、外見の美しさと内面の美しさは相互作用するのではないかと考えています。We Care More. という標語は利他性と思いやりを表しています。このように心の美しさを正面から掲げているポーラさんとともに、これまでにない内外面「美しさ」と「幸せ」の関係について研究し、よりよい世界を築いていくための基盤を担っていくことを、心より楽しみにしています。

とコメントしています。

及川社長と前野教授

幸せにつながる「美容ルーティン5か条」を解明へ

ポーラ幸せ研究所では、2022年1月に美容習慣(美容ルーティン)と幸福度の関係を調査しました。その調査は、男女共に美容ルーティンをたくさん持つ方とあまりない方との比較をしました。そうしたところ、美容ルーティンをたくさん持つ方のほうが幸福度が高い傾向にあり、美容ルーティンの取り組み方にも特徴があることがわかりました。
この結果から、幸せにつながる「美容ルーティン5か条」を明らかにすることができました。

◆幸せにつながる「美容ルーティン5か条」◆

1、「なりたくない状態」よりも「なりたい状態」を意識する
「スキンケアによってどのような状態になりたいか」を意識している方が、幸福度が高いことがわかりました。

2、結果よりもプロセスを重視する
幸福度が高い方は、セルフケアに対しての意識が高く「やり続ける」ことを重視し、必ずしも目標達成にはこだわっていないことがわかりました。

3、自分が合った、続けられる簡単なルーティンをたくさんもつ
日頃から実施しているルーティンの数が多いと幸福度が上がります。ルーティン化できたという小さな成功体験の積み重ねが幸福度の一つのポイントであるようです。

4、手のぬくもりを感じる
「自分でフェイスマッサージをする」「ローションを丁寧に手でつける」など、手で肌に触れるルーティンが多いことが幸福度によい影響を与えている可能性があります。

5、ルーティンを通じて自分の状態・気持ちに気づく
幸福度が高い方は、スキンケアにさまざまな情緒的価値を感じていることがわかりました。情緒的価値とは、スキンケアから感じる気持ち(「気分が良くなる」「嬉しい」など)に価値を感じていることです。


【調査結果のまとめ】

今回の研究で、男女共に美容ルーティンをたくさん持つ方のほうが、幸福度が高いことがわかりました。
下記の表に今回の調査によって、幸福度の高い方と低い方の比較を一覧にしています。

幸せにつながる「美容ルーティン5か条」が判明するヒントがたくさん含まれていますね。


幸せ研究でわかったこととこれから

ポーラは、この幸福度とスキンケアの関係を調査した結果を元にし、美容法、マインドフルなスキンケアを発表しました。

◆幸せにつながるマインドフルなスキンケア
下記のルーティンの中から、続けられそうなことを選び、いつものスキンケアにプラス。
・手持ちのアイテムを、使う順番に机に並べてからスキンケアをスタート。
・アイテムを伸ばした手で、鼻・口まわりを覆い深呼吸。香りを堪能しながらリラックス。
・アイテムを肌に広げ、手のひらで両頬、額、あごを包み込んで密着。手のぬくもりを肌に伝えるイメージで行います。
・スキンケア後の肌や、自分の気持ちを観察してみましょう。

幸せ研究により導き出した美と幸せの関係性、幸せにつながる「美容ルーティン5か条」について、幸福学専門家 前野教授と及川社長の対談動画を公開しています。

ポーラの研究で判明!幸せにつながる美容ルーティン5か条

また、今後の展望の2つを発表しています。

① 幸せ研究の調査結果を人材育成カリキュラムや、マネジメントと組織の発展・見直しに活用し、従業員やビジネスパートナーとその家族がより幸せに働くことができる状態を目指します。

② 美容と幸せの関係性や幸せにつながる「美容ルーティン5か条」をはじめ、これまでの幸せ研究の知見を、お客さまへの接客コミュニケーションやワークショップ等のサービスに活用し、ポーラを通してより豊かな時間を過ごしていただける状態を目指します。


shiawaseシンポジウム2022 参画

3月19日(土) shiawaseシンポジウム2022に参画し、
ポーラ幸せ研究所の調査で判明した、幸せにつながるスキンケアの方法についてご紹介するワークショップを展開しました。

当日は、レクチャーとセッションを織り交ぜた楽しいワークショップを展開し、参加者のみなさまのご自身と向き合っていただくスキンケアの時間の演出のお手伝いをいたしました。

皆さまの幸せのヒントとして、少しでもお役に立てれば幸いです。

これからも幸せ研究に基づくソリューション開発を通して、企業理念に掲げる「美と健康を願う人々および社会の永続的幸福」を追求していきます。

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