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永遠も半ばを過ぎて。

僕が昨年、上梓した『台湾対抗文化紀行』(晶文社)は、いっときの流行りで売りさばくものではなく、長い年月をかけて売る本だと僕は思っています。そのために、中身もなるべく普遍的なものを目指しましたし、何歳の人が、どんな立ち場の人が読んでも、新しい発見があるように書いたつもりです。

なので、書店でなるべく長く置いてほしい。そのために、これからもイベントや露出を積極的に行っていきたいと思っています。この本を読んでよかったと思って一緒に盛り上げたいと思われたかたはいつでも僕に連絡ください。連絡先はプロフィールに書いてあります。

この本は、最初、就職でくすぶって、海外になんとなく行っちゃった僕のような人たちに向けて書かれました。この本を読んで、可能性は無限大にあるんだよ、ということを知ってほしかったからです。だから、台湾本という皮をかぶった僕自身についての本でした。

たぶん、完成した本を読んでも、やっぱりそうなってると思います。(だからと言って台湾を利用したわけではありません。台湾にハマったおかげでこういう本を出そうと思ったわけですし)。

この本が、そういう人たちに届いているのか、と問われれば、イマイチ届いてないんじゃないかと今現在思っているのが現状です。

もちろん、台湾好きに届くのも凄く嬉しいことなんですけど、(だから、あえて、今までの台湾本にない切り口の本を出した)、やっぱり、僕としては、世の中にうまくなじめない、違和感がある、世渡りが下手な、過去の僕のような人たちに手にとってほしいんです。

だから、これからもあきらめずに、広めていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。夏には、新しい台湾本も出す予定でいます。そちらも楽しみにしていただけると嬉しいです。


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