[ロンくん]刺激に対する考え方と行動

ここ3日間で非常に気になることがあった。

水曜日

雨の中、保育園に行くため傘をさして歩いていたら、ロンくんが立ち止まっていた。
どうしたの?と聞いたら、「カバンに雨があたって濡れるのが嫌だ」とのこと。

嫌だ!だけなら「嫌なんだろうな」で終わるんだけど「もう!嫌なの!なんで!?」といって、半狂乱で歩いてるから(嫌なのは分かるけど、いや、そこまでになる!?)、「嫌だっていってるだけじゃ何も解決しないから『どうしたら濡れなくなる?』って考えてみて」とはいったものの、なんだか私自身がモヤモヤしていた。

木曜日 その1

保育園に行く前に毎回家でトイレを済ませてから家を出る。

そして、今日はトイレで下丸出しになってもオシッコをしていないロンくんが。

「どうしたの?」ときくと、「扉が勝手に閉まるから嫌なの!」といって、閉まる扉を押し返すという行動を繰り返していた。

「扉が勝手に閉まることの何が嫌なの?」ときくと「扉が閉まったら隙間からお化けが入ってくるじゃん!」というので「扉開けてたほうがいっぱい入ってくるよ」といった。
(昨日のことがあって、今日もこれか?と思って私も強い口調になってしまった。ここに関しては、あとでロンくんに謝った。)

その後、扉は閉めてオシッコしていたが中から「もう!!」という声がきこえてきた。

木曜日 その2

保育園でインターホンを押して「はーい、どちらさまですかー?」という先生の声に反応して「はな4のロンくんです。」と応対するのが好きなロンくん。

今日もそれをやろうと思ったら、目の前によく遊んでいる友だちがまさにインターホンを押そうとしていた。

それを察知して、ダッシュするロンくん!

…がしかし、間に合わず他の子にピンポンされてしまった。

するとロンくんが「もう!帰る!!」と踵を返して保育園とは逆の方に歩いていってしまった。

すかさず、ロンくんのところにかけより

「インターホン押したかったんだよね。押されたら嫌な気持ちになるのはわかる」

と肯定しつつ

「ただ、あの子もインターホンを押したかったんだって。それはわかる?」

「ロンくんが怒るのもわかるけど、今の自分の気持ちはどう?嫌な気持ちだよね。嫌な気持ちにもなるし、友達ともケンカになっちゃうかもしれない。」

「もし、次に同じこと(先に押されちゃう)があったら怒るんじゃなくて、まずは『ぼくも押したかった』って言って、その後にインターホンを押すのでも良いと思うよ」

と言ったら、「うん」と言った。

※「うん」と言うまでに、ふざけて私の帽子をとったりしたので、真剣に話してるのでふざけないでと注意した

昨日今日の出来事によって生じていたモヤモヤは、7つの習慣に書いてあったある言葉で、かかっていたモヤが少しなくなった。改善できる余地があるとわかったから。

人間は、刺激と反応との間には選択の自由を持っている

つまり、出来事をどう捉えるかによって、そのあとの反応を変えることが出来る。ということ。

ロンくんのケースで言ったら…

刺激=カバンが雨に濡れる ←これは変えられない
選択(考え方)=「濡れるのなんて嫌だ!」から「まあ、濡れてもいいか」←変えられる
反応=「暴れる」から「暴れない」←選択を変えるとここが変わる

なので、今後ロンくんには反応は変えることが出来るということを根気よくおしえていこう。

そして、自分自身も。