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ロボアニメ#01 ゲッターロボ

「スーパーロボット大戦(通称 スパロボ)にでてるなー」くらいの知識しかなかった。やはりアニメみるとその作品にたいする印象がぜんぜん違う。さっそく、無改造だった真ゲッター1をフル改造した。

詳しいことはwikiやググればわかる時代なので、じぶんが印象にのこった部分を段落にわけてまとめた。

ゲッターロボにおけるチームワーク

「みっつの心がひとつになれば~♪」と主題歌にもあるように、ゲッターロボを語る上でのポイントはチームワークだ。そのゲッターチームのチームワークの良さを絶妙に引き立てているのが恐竜帝国のみなさん。恐竜帝国のチームワークが、見事にバラバラだからこそ、ゲッターチームの三位一体が活きる。

恐竜帝国のチームワークの悪さの例:
・失敗を責め合う
・すぐに同僚を罠にはめて出し抜こうとする
・部下を消耗品のように殺す
・勝利すると気が緩む

ゲッターチームのチームワークの良い例:
・勝っても油断しない
・お互いを尊敬し合う
・仲間は助ける
・失敗を責めるがあとで仲直りする

帝王ゴールの”ゴールコーチング”

帝王ゴールは、目的達成のためなら平気で同僚をマグマの中に突き落とす恐ろしい上司。だが、見習うことができる部分もたくさんある。

・口論をしている部下に「お前たち二人が力を合わせてこそ、地球征服が実現できる。」と鼓舞しつつ、しっかりと目的を伝える
・「キャプテンガルマよ。お前がゲッターロボと戦いたかった気持ちはよくわかる。」とまずは肯定してから言いたいことを言う


早乙女博士の”早乙女哲学”

第4話 「起こってしまったことをいくら責めても問題は解決せん。これからどうするかが重要なことなんだ」と早乙女博士。ミチルがウーロン島で死んだかもしれないという状況でこのセリフ。他人と過去は変えられない。だから、問題を解決するためにはどうしたらいいのかを考えて前に進むしかないと気づかせてくれる名言。
第8話 早乙女博士「罪を憎んで人を憎まずという言葉もある。それが思いやりというものだ。それが人間というものじゃよ。」

第51話 武蔵がミサイルのドッキングに失敗したことで、竜馬と隼人が大怪我をおってしまう。「おれのせいだ、ゲットマシンも使えなくなってしまった、どうしたらいいんだ」と泣き叫ぶ武蔵に
「ゲットマシンはまた直せばいいさ。それより、きみが無事に戻ってきてくれたのだから、それでいい。」と優しく声をかける早乙女博士。

早乙女博士のスタンスは、いつも変わらない。自分の研究よりも世界平和のため、ゲッターチームのため、家族のため。

彼は、包容力があり愛にあふれた人だ。

印象的な回

第7話 悪を許すな 突撃ラッパ(脚本 雪室俊一)
磁気嵐で合体できず代替案のランプも壊される。そんな絶望的な状況で、武蔵が練習していたラッパの合図をきっかけに合体する。アイデアマン武蔵のひらめきが勝利をよんだ回。
第9話 栄光のキャプテンラドラ(脚本 雪室俊一)
キャプテンラドラという男?オス?の生きざまが堪能できる神回。「今こそ俺は本当の栄光を選んでみせるぞ!!」と、じぶんの死とひきかえにゲッターロボをマグマから救いだす。キャプテンラドラーのいう栄光とは、破壊ではなく愛だった。愛が「与える」ことだとすると、ラドラーがゲッターロボに与えたのは、生きること「生」だった



第13話 一本勝負! 大雪山おろし(脚本 雪室俊一)
柔道の試合の当日、恐竜帝国が早乙女研究所を襲う。柔道の試合に集中してほしいと思った竜馬と隼人は武蔵には知らせずに戦う。不審に思った武蔵は、決勝戦にもかかわらず大事な柔道の試合を放棄して、恐竜帝国との試合に挑むのだった。まさに「柔道の試合には負けたが、恐竜帝国との試合には勝利した。」のだ。
第40話 日本列島凍結作戦! (脚本 田村多津夫)
キャプテン ギルバと竜馬の一騎打ち。西洋の剣と日本刀で戦い、結果的に日本刀の竜馬が勝利する。最後にギルバに対し「立派な戦士だった」とほめたたえる竜馬が印象的な回だった。



第51話(最終回) 恐竜帝国のほろびる日 (脚本 上原正三)
スパロボの知識で武蔵が死ぬことは知っていたが、こうもあっさりと死ぬとは思わなかった。むしろ、武蔵の死より勝利に酔いしれた結果、安直な命令を出し崩壊した恐竜帝国のインパクトが強い。強大な力を持つゴールやユラーがメカザウルス ダイに踏み潰されるのはなんともあっけなかった。ガレリィ長官の酒癖は悪そう。

個人的に大好きなシーン

唯一残念な点

早乙女研究所は、スパイを侵入させすぎ問題