発達障害の長男、一旦立ち止まり、学校を頑張らないことで心身ともに回復傾向。母子ともに情緒面が安定し始めています


発達障害長男の登校を思い切って完全にストップ

2023年、後半は色々なことがありすぎて、何から話しましょう?くらいの
波乱万丈母子になっており、とにかくあちこち連絡相談確認…モヤモヤしたことも多くて、noteに書きたい書きたい書きたい!んーーー子供ら寝ない…💤寝落ち。
という日々を繰り返していました。

2学期が始まって、ときにおじいちゃんのような発言や行動をする、愛すべき発達障害児の長男の、少しでも良いから登校しよう!をやめました。

きっかけは、1学期の初めから、密に相談しながら理解してもらえていたと思っていた、担任の先生が、想像をはるかに超えるくらい、発達障害児の長男の特性に対して、柔軟🍦に対応できていないということを目の当たりにしたことでした。

我が家の長男は、【ADHD】と診断されているものの、多動は学校ではあまり出ず、どちらかというと、忘れ物が多かったり、話をちゃんと聞けていなかったり…集団行動の中では、目立たずひっそりが基本で、うっかり他に気を取られてしまった時などに、一人行動が遅れたり、迷子になったりしています。

小学校3年生、4年生にもなると、近くの子が声をかけてくれたり、さりげなく誘導してくれたり💫ありがたい限りなのですが。

なので、先生から皆の前で怒られるという経験もあまりなく、担任の先生的にも、放っておいても大きく困ることは無かったためか、お母さんが心配しすぎなのでは?といった感じで、『言ってくださればこちらで配慮できますので、なんでも言ってください。』という自信に満ちた話しっぷりな1学期でした。

長男の場合は、家庭内での情緒面のコントロールが難しいことが多く、困りごとや不安、不満、嫌な気持ち、嫌なこと、色んなことを助けてくれー!と訴えたくても、まだまだ上手に伝える能力は無く、しかも、それでも😭じっくり聞きなおそうとすると、余計に頭の中がこんがらがってしまうのか…聞き出す前にギャースカ💢どっかーん💨と泣いて暴れだしてしまう日々。

学校で上手くやれているのであれば、家で発散も仕方なしという多方面からの助言を信じ、落ち着くまで暴言、噛みつき、破壊をかわしつつ、パニック状態が長くなると取っ組み合いに発展し、抑え込みとなり💪力尽きるのをひたすら待つことになるわけですが。

長男自身も感情を上手くコントロールできず、特性故に上手くいかないことだらけ、こんな自分なんか…と泣きじゃくりながらもイライラやパニック状態から脱出できない。

もちろん、私も涙も鼻水も止まらず…

そんな親の顔を見るのも辛かったと思います。

長男とのこんなことがずっと続くくらいなら、この子と死んでしまっても良いかも😭と思ったこともありました。

死にませんでしたが。

脱線しましたが、、

各地域によって違いがあるとは思いますが、情緒面の指導に特化した【通級指導教室】という学校の授業時間に別室か、他校に設置された専用の教室で、専門の教員にマンツーマンで指導してもらえるという制度があります。

長男も、情緒面でかなり辛い状態に陥ってしまっていたこともあり、市の教育センターからの提案で、通級指導教室に通えるよう申し出てみることにしました。

通級指導教室について、よく知らなかったので、姉に相談してみたところ、申し込みを急げば、二学期から通えるようになるかもしれないと教えてもらえ、即学校に連絡し、通級指導教室に長男を通わせたいと話してみました。

学校側からすすめられることはあまり無いようで、保護者からの申し出で話が進むものだということを、後日知りました。(何故なのかはイマイチ分かりませんでしたが。)

個人についての困りごとなどを記載した【支援プラン】というものを、担任の先生と話し合いながら作成していくことになったのですが、

その【支援プラン】を作成するにあたり、校長をはじめ、職員全体でなのか、一部の職員でなのかは忘れましたが(すいません💦)、会議があり、作成する必要があるのか、通級に通う必要があるのか、話し合われたと思います。

※色々と大変過ぎて、当時、ちゃんと理解しながらそれらを進められておらずだったことが判明してしまいましたが。😂

長男個人に対応した支援や指導をしてもらえるようにする目的で作成されるのですが、基本的に保護者と担任の先生とで密に話し合い、作成されるもので、それまでも、連絡帳やお手紙など、色々とやりとりする中で、少しずつでも理解してもらえていると思っていたので、支援プランを作成することで、さらに担任の先生の長男への理解が一層深まるだろう、という期待を勝手にしていた部分がありました。

そしてそして、2学期から【通級指導教室】に通えることになり、なんとか頑張ろう!😭な心境だったわけですが。

2学期が始まって、出だし最悪。。インフルやコロナが猛烈に蔓延し、我が家も流れに乗り、病欠がかなり続きました😱💦

そして休み明け、休んだ分のプリントやテスト、漢字ドリル計算ドリル、皆から遅れた分を延々やらねばならない状況になってしまった長男。

基本的に根っこが真面目なので、言われたら必死にこなします。

これまでも、宿題や課題がとにかく多い担任の先生だということは分かっていましたが、長男的には、その量をこなしていれば怒られない、ちゃんとやっていれば褒めてもらえる。理解できていなくても!😅

こだわりや発達特性故、作業スピードが猛烈に遅い長男…さすがに休んだ分の上乗せには対応しきれなかったようで、鉛筆で文字を書くという作業の指の力の限界がまず先に。

ノートの書き写しや繰り返しの感じ練習、書く作業をごそっと減らしてもらうことで回復を願いましたが、それだけが原因だったわけでもなければ、一学期から必死に頑張って頑張って、なんとか自分も出来ている!と自己肯定感を下げないで済むよう、必死だったのだと思います。

書く作業を減らしてもらったので、少し様子見を…の予定が、

休んだ分のテストがたんまりあったんですね😭💯

授業が行われている教室で、休んだ分のテストをひたすらこなすこと3時間🕗

授業と同時進行📢先生の声や、皆が話し合ったりガヤガヤしたり…耳からズンズン情報が入り続ける状況で、問題文に目を通しても頭に入るわけもなく、固まっていると、担任の先生からは『分からなかったら飛ばしていいから』『適当でいいから』というざっくりした声かけをされ、授業は続き…

終わるまで授業に参加も出来ず、ひたすらテストを眺め…💦諦めて白紙で出そうにも授業中。手をあげるなり、立ち上がるなり、先生に出しに行くタイミングが分からないのが長男です。

それプラス…学校行事の音楽発表会も近く控えており😭

その辺は、簡潔な文章を作成する能力の限界もあるので割愛しますが(笑)

とりあえず、辛そうに見えるものの、本人の『休みま宣言』があったので、長男から要望された学校への付き添いは100%すると約束をし、逃げないことを褒めつつ、頑張らせてみたんです。

結果、長男は鬱状態に陥ってしまいました…

大好きなドキュメンタリーを見ることや、絵を描くこと、図鑑を見ること、
これまでは飛びついてやりたい!となったこと全て興味を示さなくなったというよりは、頭に入ってこない、続かない、やろうとしても出来ない💤なにからやれば良いのか分からない。

そういった状態だと言っていました。

かかりつけの病院に連れて行き、一時的にでもと薬をいくつか試しましたが、味覚も相当過敏なため…何に混ぜても飲み続けることができませんでした。🎃

泣いたり暴れたり自傷したり、弟や妹に当たったり、、
感情の波があるうちはまだマシな方なのだと、気づかされるくらい
一時的に長男が別人のようになってしまい、例えるなら、温泉に入っているカピバラさん。

刺激しなければ、エンドレス穏やかタイムな日中でした。

学校のことにはなるべく触れず、とにかくそっと『理由なく休んでてOK』を貫くことにしました。

長男の完全不登校の始まりです。

不登校を受け入れはしたものの、本人も暇すぎてしんどいらしい…

見方によっては、ただ休んでいるだけなんて、とんだ我儘とも思えるかもしれませんが、そこはこれまでの流れもあるので、我儘とはせず。

体調不良でもなく、ひたすら休ませ続けることで、私の母親や、姉からも甘やかしているのではないか?休み癖がなおらなくなってしまうのではないか?なんて言葉が定期的に飛んできます。

学校側からも、ゆっくり休ませましょうではなく、こんな行事も控えているので、など、少しずつでも学校に復帰させる方向で話をされる日々でした。

私自身、教育者では無いし、子育ても長男に関しては初めてだらけ…

これまで、周りの経験や助言を参考に…と悩みながらも、出来る限り学校に行かせようとしてきましたが、今回ばかりは長男の様子が何か違う。

発達障害に全く理解を示さなかった夫とは別居してしまったので、
基本的に決断するのは私です。

付き添って行き続けたほうが良いのか、悩まなかったといったら嘘になりますが、しばらく『心を休ませる』を優先させることにしました。

当然、担任の先生からは反発的な反応もありましたが、謝ったり説明したり、対応している自分も疲れてしまい、連絡をシャットアウト。

一応、校長先生には事情を話しましたが、長男の担任の先生について、同じクラスの他の保護者からも、きつい発言などの苦情は来ているようで、しばらく担任の先生とは母子ともに距離をとりつつ、長男の心の回復を優先させることを受け入れていただきました。

休ませ続けたことで、私の母親や姉とは、一時期かなり険悪になりましたが。

毎日、長男を見てきたのは自分!自分の長男に対する勘を信じることにして、長男の気をひけそうなアイテムを探す日々が始まりました。

その間、仕事はセーブし、なるべく一緒にのんびり過ごすようにしてみましたが、今はその辺を少し後悔していたりもするので💎のちのち出てくる話になりますが。

そして、私の母親や、姉とは険悪なので、些細な相談など出来なくなってしまい、学校にも行かないので、外部との関りもほぼ無く、一時的にものすごい孤独にはなりました。

目の前の長男と二人。産んだ親なのでそのくらいは耐えるべし!子供が心底笑う姿がなにより力になりました。

と、いうのは表向きの良い部分。長男からは、しょっちゅう『ママはなんにも分かってない💢』『怒ってばっかり💢』『生まれてこなければよかった💢』などなど、グサグサくるような言葉をボンボン投げつけられてきましたがー。😭

ついでに言えば、長男が完全に不登校になってから、感受性豊かな次男もメンタルのバランスを崩し…過敏性腸炎を繰り返したり、チックが悪化したりで、兄弟揃って完全不登校になってしまいました。

年子あるあるなのかなと思っていましたが、最近年子でなくてもそうなってしまっているお友達の姉弟の話を聞け、ホッとしたような🎏

でですね、完全不登校になり、仕事はセーブしたものの、これまでの長い茨の道の疲れがどっと出るわけですよ。母、うっかりダウン。笑

長男の心の回復をと言いつつ、自分の心も身体もとにかくボロボロ…
家事などの最低限をこなすだけで終わってゆく毎日が続きました。

暇、暇、暇。

買ってほしいものがあっても、自分は学校に行っていないから、頑張っていないから、買ってもらえないでしょ?

と言われ、モヤモヤしたこともありました。

休んで良いよ。と言って休ませているのは私…なにか楽しみを作りたいけど、長男の大好きな昆虫やトカゲの季節は終わってしまい、あえて買って育てるのも、これまでの飼育状況を見てきて、まだ早いかなと。

長男は、植物を育てることにも興味があったのを思い出したので、
調子の良さそうな日に、家の近くの園芸店に連れて行ってみることにしました。


植物を買いに連れだしてみたら、長男が多肉植物に夢中

ホームセンターなどで、植物を買いたいと言われたことは多々あるのですが、大体そのタイミングでは、カマキリやクワガタ、トカゲなどの生き物を飼っていたこともあって、彼らの世話をきちんとやってから!と断っていました。

今回は、その『彼ら』さんたちが全員お亡くなりになったタイミングだったので😭好きな植物を買うことを許可しました。

ついでに自分も、植えては枯らしを繰り返している花壇に植える草花を選びつつ、、長男が跳んで跳ねて持ってきたのが【多肉植物】!🌵いつからかは知らないが、流行っているらしい。

見本で置いてあった寄せ植えをやりたくなったらしく、ホイホイと買いものカゴに入れて、土と鉢と…

会計でひっくり返りそうになるのをこらえて、カード払いで🤩

レジが植物に興味があるなんて素敵ね~なんて言われて、久々に外の世界で笑顔を見たような。

帰ってから、自分でやりたいと言うので、そこそこ放置しつつ、やらせてみたら、とても素敵なものが出来上がりました。🤩才能発見?

しばらくは、多肉植物を育てたり、愛でたり、寒くなると枯れてしまうと心配して泣いてみたり😅ポロリと落ちた葉っぱからも根が出て再生する様子も観察することができました。

長男作の多肉寄せ植え🌱

とにかく植物に触れていることで、優しい笑顔を見せてくれることに感動し、多肉植物が安く売っている農園などを探しまくっては、長男と大量に多肉植物を連れ帰り寄せ植えを楽しみました。

そのうちに、次男も仲間入りし、次男は【サボテン】の方が魅力的だったようで、サボテンのトゲトゲにキャンキャン🦝💦悲鳴をあげながらも、サボテンの寄せ植えを楽しんでいました。

2か月くらいは楽しめたと思いますが、、
まぁ、最終的には細々と世話をするのは、母の役割になってしまうわけですが、世話をしていなくても、やり方に口出しはする長男😂

更に、まだまだ増やしたいようで、おやつを我慢する代わりに、多肉植物を買ってくれー!なんてこともありますが、自力で世話をするようになるまでは、しばし却下です。😤


勉強はどうにかなっているようで、積極的には進まない

もともと、知りたいことに関してはわりとのめりこむ方だった長男。
小さい時から、図鑑を見るのがとにかく好きで、テレビもドキュメンタリー系が大好きでした。

算数の計算に関しては、猛烈に得意というわけでは無いものの、そこそこの計算までは暗算派で途中式を嫌います。

小学校の合唱団に入れてみて気づきましたが、音感もそこそこあるようで、耳の感度が良いのでしょうか?声量は全くへなちょこですが、綺麗な歌声を持っていると思います。

ちょっとまずいなと思っているのは【国語】💦

読解力の問題なのか、文章を読んでいくのに、文字を目で追っていくのが苦手なのか、はたまた脳の多動のせいで、読んでいても頭に入ってこないという可能性も。

漢字も、ボタンの掛け違い見たいな新作が沢山生み出されています。🙄

宿題で、漢字のノートを10ページ近く書いていた時期もあっただけに、字はとてもきれいに書けるようになりましたが、これも集中力のある時ない時の差が激しく、また、こだわりの問題だと思いますが、『枠に収まらなかった』『なんとなく形が気に入らない』などで、消しては書きが始まってしまうと、ドツボにハマり…癇癪コースです。

書いて覚えられる子には良いことなのかもしれませんが、長男には本来の意図とは別の結果をもたらしていることでしょう。

そんな私の見立てから、とりあえずとりあえず、電子機器での学習が向いていると踏んだわけですが、これがまた…長男のビビりで慎重な性格が邪魔をして、パソコン恐怖症。

タイピングもまだまだずっしりと時間がかかるので、もどかしくて余計な苛々も誘うようで、『頼むからノートパソコンぶん投げないでくれーーー』と冷や冷や見守らねばならず。

長男としては、触ってみたいけど間違ったらどうしよう。

間違えてもどうにかこうにか出来る者なのですが、長男にとってはその間違い一回、たった一回で死ぬほどの絶望に襲われるようなのです。(これについて、母は全く理解できておらずですが、そうなのか…と否定しないよう気を付けています。『そんなことで~!』なんて明るく言おうものなら、癇癪コース突入間違いなしなのです。)

そこでそこで、色々と悩んでいる暇も無かったのもあって、余計な機能のついてない、通信教材のタブレットを導入することにしました。

まぁお高い月会費🤑と思いながらも、仕事をしながら一癖も二癖もある長男の勉強を教えていくのは無理だな…外注外注。

夫と別居するまでは、【こどもちゃれんじ】を幼児の時から続けていて、お金だけ払い続け、次男が勝手に使ってゲーム的に遊んでいた感じでした。

なので、今回は【すまいるゼミ】を採用してみました。

他にも選択肢は色々あったのですが、通っている小学校のタブレットで【スマイルネクスト】というのが使えて、次男が少しやってみたところ『楽しいかも!』と。

なので同じ会社の【すまいるゼミ】も似たようなものだろうと、即決で申し込みました。

英語も追加で月額7000円くらい。

長男が始めたのを見て、次男もやりたがったので、結局二人分となり、
月額14000円の出費となっていますが、自分の仕事をする時間も必要なので
仕方なしか…😭

一日一時間でも付き添って教えてあげれば、中学校くらいまではなんとかなりそうな、ならなそうな。

家だとリラックスしすぎて集中力が無かったりが課題でしょうか。

やることを相当減らしての当然の結果なのか?

不登校を完全に受け入れ、頑張って行かせようとしなくなってから、4ヶ月が経ちました。

最近、長時間の癇癪や、破壊行動、暴力行為、自傷、卑屈な発言、ほとんどが減ったというよりは、無くなりつつあります。

もちろん、過敏などの都合で、駄目なものは頑張ろうが何しようが無理なことはあるのですが、それも本人が自覚して、こちらに事前に訴えてくれたり、その場で『そうゆうのが嫌だ』と言ってくれるようになりました。

驚いたのは、苛々が爆発しそうになった時には、『綺麗な空の景色を思い浮かべるようにしている。』と話してくれたことで、そうすると、苛々が消えることもあるし、苛々が大きすぎるときは半分くらいにしかならないけど、爆発しなくて済むんだそうです。

学校に行っていない分、社会性の部分は成長出来ていないかもしれませんが、情緒面はしっかり成長しようとしているのかなと、次男のいないところで『頑張ってるんだね。』と長男を褒めました。

学校に行くことが大事!ということは否定せず、自分の子供なりの成長のペースがあって、心の成長と身体の成長と、一致しない成長の仕方もあるのだと、それを、こうやって失敗?せずして理解して子育て出来る人が世の中にはいるのかもしれませんが😭

私にとっては今、この状況にたどり着くまで😱思い出したくない過去だらけです。

受け入れてほしい!こんな駄目母ちゃん!
受け入れてほしい!こんなうちの長男!😂🎈

まだ、アイデアは無いものの、いつか、発達障害でしんどい思いをしている人や、発達障害の子供を育てながら頑張る人の支えになれるような起業をしたいので、その資金にしたいと思います! まずは、沢山の人に助けられ、支えられた分、恩返しできるような人間になるために、コツコツと。