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本紹介『発達障害の人が見ている世界』

最近本屋さんで平積みされて紹介されているのを見ます。
時々、発達障害関連の本が話題の本の中に入っているのを見ると、世間は発達障害に関心があるんだなぁと思います。
私は今まで福祉の本を買いたくても本屋さんにはなかなか売ってなかったりしたので、福祉関係の本が本屋さんに平積みされているのを見ると、ちょっと時代は変わっていっていたら嬉しいなと思います。


この本は、発達障害の入門書としてわかりやすかったです。
発達障害とは何かという小難しい話ではなく、具体的にどういう困りごとや周りとの問題があるのか、それはどういう特性からなのかをわかりやすく解説しています。

発達障害の方と関わる方には、発達障害とはどういう特性があって、どうして困りごとが起こるのか、対応はどうしたらいいのかがわかりやすいのでいいと思います。
家族、学校、職場など身近に発達障害かも?という方がおられる方にとって、それぞれの場所で起こりそうな困りごとが書かれているので、参考になると思います。

私は発達凸凹さんの支援をして長いので、福祉の事業所や施設にいるとわかりにくい、社会や日常生活でどういう困りごとか起こるかということは参考になりました。

支援を始めたばかりの新人さんにはわかりやすくていいと思うので、職場で働き始めの職員や実習生などにおすすめしたいなと思います。

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