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#19 彷徨う

ポイです
↑の画像はパリにある鉱物博物館
自然の美しさに魅せられるのはどの国でもきっと同じかと思います
研磨して、装飾をすれば宝石となり
価値あるものになったりするでしょう
多分人も同じなのかなと思ったり

あなたは自分を磨いてますか?
ポイは未だ磨けてるのかわかりません


離散後

ポイにとってなによりも強く心に残った「歌舞伎町」を離れたあと
「派遣社員」というものに誘われます
基本時給は高め
社員としての保証は無い
いつ切られるか分からないが様々な斡旋できる職場がある
そんな立場に悪くないなと思いつつ
接客、調理、双方の派遣会社に登録して様々なレストランを経験してみようと思います

即戦力を求められる派遣では
仕事をこなせなければ必要とされることはありません
実力主義というところ
幸いにもポイは斡旋された職場が人が足りず、接客、調理ともにやることとなり
経験値を稼ぐにはいいなと思いました

それなりの経験があったものの
やはりかけられるプレッシャーは結構大きなものです
歌舞伎町の面々に比べればそれはそこまで自分にはキツイものではなく
給与も歌舞伎町時代に比べれば1.5倍にもなるほどなので経済的にも有意義だったんですよね

今はわかりませんが
その時は派遣といえど仕事さえできれば正社員にと考慮されたり
待遇も良かったりとメリットはたくさんあったと思います

しかし良い事ばかりではなく
閉店してしまえば、切られてしまえば、次の斡旋があるまで無職と変わらず
派遣だからといじめまがいの事もあったりとなかなか難しい立場です
要請先から指名されるのが1番良いんですけどね

歌舞伎町時代からの付き合いの
「Everさん」はワーホリへ行くために給与に貪欲だったので派遣を選んでました
彼は接客はしませんでしたけど

その繋がりですね

派遣時代には、インフルエンザで倒れたり、親知らずのために倒れたり
ノロウイルス貰ったりと割と不健康だった気がする笑

この時の接客経験で「銀座」にて働けることができたんですよね

接客の面白さは「誠実」さと
「気の使い方」だと教わりました
確かに態度悪い店員さんよりも
愛想良く気が利く店員さんのほうがいいですもん

常連さんではなくても
前回来店した時のことを少し話したりするだけで仲良くなれたりします
気むずかしい人でも
気が利くことをわかってもらえると距離が近くなったりする
人間の接し方はどの分野でも通用するんじゃないのか?というところを学んだんじゃないのかなーと

言葉を発しなくても、気の使い方、笑顔の姿勢で気分良くなってもらえたり
銀座ではここの経験がものすごく役に立ったと思えます

そこまで長い派遣生活では無かったですけど、普通の仕事では見れない部分を見れたのは運が良かったなーと
給与は良いんですけどね、長く続けていくのはムリだと理解してましたよ

正社員になれなかったら
いずれ切られる運命ですから
いつの時代もどこでも人材不足という問題はなくならないのかもしれませんね




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