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失敗に不寛容な会社に思う事。

1つ前の会社がそうだった。

何かミスをしたら鬱陶しそうな迷惑そうな表情で「気をつけて下さいね?」と嫌みと圧をかけられた。
失敗した人間を非難し、どうすれば次は防げるかなどの前向きな検討や話し合いはなかった。
私が担当していた仕事だったから、ミスしない対策はテメェで考えろ、と思われていたのかもしれない。
みんなで意見を出しあって改善して行こうと言う雰囲気ではなかった。

私が職場に馴染めず空まわっていたのも原因としてあるのかもしれない。
他の人には求めないマイクロマネジメント、重箱の隅をつつく様な事を言われる、他の人をCCに入れて叱責するメールを送り吊し上げ、ミスする度に「何でなの!?」と感情的に怒られ、何の指示も対応策も言わない・後始末を自分でしなければいけない状況に追い込まれるetc.…等々された。

私がその職場では無能だったのもある。
けど、失敗に不寛容で嫌な事しか言われなかったら、言う気(とやる気)無くなる。
誰しも失敗の犯人探しをされて吊し上げられるなんて嫌だろう。

他の経験してきた会社よりも、失敗への不寛容さが強いと感じてしまった。
失敗した事はあったけどそんな嫌な対応、他の会社ではなかった。

失敗に不寛容な会社に居ると、
・失敗を隠す様になる(報告しない)
・報告があったとしても、その時点ではどうにもならない状態になっている
・心理的安全性が無いから、社員同士のコミュニケーションがない・情報共有がない→効率悪くなる
・犯人探しばかりして建設的でない、次どうやって防ぐ等の対応策は話し合われない
・失敗を隠されるので会社的にも悪影響。嫌なループにはまる。
・社内の雰囲気が悪い

と言った弊害があるのでは?と思ってしまった。
嫌みを言ってくる上司・先輩に思うけど、「あなたは今まで仕事でミスした事無いんですか?」「そう言う言葉と態度で、部下や後輩のミスが無くなるとでも?二度と話したくないと思われるだけだよ」と心の中で言っていた。


意見が言いやすい環境ではないから、働いていて息苦しいだろう。
失敗に不寛容だから、新しい事にチャレンジしようなどと言う人は少ないのでは?
その職場に余裕の無さを感じる。

新しい人が入社してきても息苦しいから、潰されて辞めて行く気がする。
ただ失敗しない事だけに気をつけてする仕事ってツマラナイし自由度もない。

大切なのは失敗を詰める事ではなくて、次にどうやって防ぐかを対策して行く事だと思う。
失敗1つしない・常に完璧なんて無理ゲーだ。

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