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しっくりしない退職理由は面接で言わない方がいい。

以前の職場を辞めた理由はざっくり言うと、人間関係だ。
私も、合わない会社だと言うのを見抜けず入社してしまった結果でもある。

無理だなと感じたこと(退職理由)

・教育体制がないしマニュアルもない。不明点を聞くと「自分で調べて」と言われる。確認の意味を込めて2回目質問すると「前に教えたよね?その通りやって」と面倒そうに言われ、質問しづらい雰囲気。

・上司も「教えなくても出来そうな人採用したのに」と教える気無さそうな物言いをされた。

・未経験業務の丸投げがあり、色々な人に聞きながら暗中模索でやっていると「遅い」と出来ていない事を責められる。
経費精算システム導入を中心的に進めろと言われたのでやってきたが、システム会社との会議に同席をお願いしても、「1人でやれ」と言う反応。

・仕事で空回り、出来ない奴認定された後は、評価面談での鼻で笑われ出来ている人には言わない様な無神経な言葉を投げられた。
マイクロマネジメントをされ、出来ていない所を1つ1つ指摘される(特にアドバイスや対策は無し)

・社内の過去データを探したり、足りない知識を自己啓発で補ってきたが、社内の仕事の進め方があまり理解出来てないし聞きにくい雰囲気だった。

・「自分でやれ・考えろ」→やったらやったで「勝手にやるな」→無理だと思って退職

退職後

退職してから転職活動を始めた。
色々な人(エージェント・家族・前の職場の上司)に話をすると、
「パワハラじゃない?」「モラハラじゃないの」と言われた。私だけが悪い訳では無いと言われてほっとした。

「退職理由が人間関係」では、面接の時に印象が悪いので何とか形になる退職理由を考える事にした。

ある人に相談して退職理由のアドバイスをもらったが、
「決算業務・税務等専門性を高めれる環境だと思い入社したものの、任される業務が以前いた会社の業務とあまり変わらなかった為退職した」
→退職したのがこの理由では無いし、面接官を納得させられても、話をする私自身がしっくり来ていないので嘘っぽいと見抜かれるだろう…と感じた。
アドバイス頂いた方にはありがたいのだが。

別の転職支援関係の方と退職理由(転職理由)を考えて行く事にした。
「前職は、個人それぞれで業務をしていくという個人プレー重視の社風でしたので、困った時に相談しあえる、お互いに助け合う職場環境で自分のスキルを発揮したいと思い、退職いたしました。経費精算システム導入時には、自分でも協力的な雰囲気にするために、ミーティングを開き運用面を話し合う機会を持ったり、経理課の皆にもシステムがどういう流れで動くのかを理科して貰うためにテスト運用をお願いしたりと〜と働きかけたものの、協力的な姿勢に変わって行くことがありませんでした。」

何とか形になった様な?言い方にはなった。
書類選考を突破し、実際に企業に面接に行き退職理由を話した。
企業A「ウチはまだ新しい会社だから、協力してくれなかったからと言うのは厳しい。仕組みが出来ていない中でやっていかなければ行けないから。周りの人が言うこと聞いてくれない場面が出たらどうするのか?」

企業B「協力的でなかったから退職って事だけど、他にも理由があるんじゃないの?うちは定年退職予定の人の引き継ぎで募集しているから、何とかやってもらわないと困る(教育体制なさそう)」
…と突っ込まれた。

※1人1人が個人商店の様な働き方をする職場や、創業間もないベンチャー企業では、この退職理由は良い印象を持たれなかった。
私もそう言う企業はゴメンだったので丁度よかった。

退職理由のブラッシュアップをする

一番最初よりはしっくりくるけど、周りの環境のせいにしている様に聞こえるのかなと感じる。(…私のせいだけじゃないだろがと思っているけど)

経費精算・日常の仕訳入力・経費精算システムの導入をやりがいを持って行っておりました。 経費精算システムの導入の業務の際、 私だけでは無く部署・会社全体に関わる業務でしたので、経理課のメンバーや上司にも協力して貰いながら進めて行こうと思い、何とか協力をお願いしてきましたが、協力する体制がなかなか得られませんでした。今後は、お互いに切磋琢磨し合いながらレベルアップ出来る環境で頑張りたいと思い、転職活動をしています。」

…あんまり変わってない様な?気もする。
ネットの退職理由の言い換え例を参考にした。
「周囲と協力し合いながら働きたいけど、辞めた職場ではそれがかなわなかった」と言う前向き?な言い方に変えた。

上手くいかない状況で、何かあなたは行動したのか?には、「システムの設定に関して意見を聞く為に経理課でミーティングを開いた」「システム試作段階で、実際にメンバーに使ってもらい意見のすり合わせをした」等話せる様に準備していた。

相手(会社)だけの問題ではなく、私も反省すべき点がある…と言う事は伝えた(他責の印象を与えない為)

退職理由を深掘りされる事もあったけど、何とか縁ある会社の内定を頂き、入社。

まとめ

退職理由がパワハラとか人間関係が酷すぎるとかだと、そのままでは面接で伝えにくい。
言いにくいから別の退職理由を考えると言う方法もあるかもしれない。

全て正直に言えばいいものでもない。
嘘の退職理由で内定が取れたとしても、会社の人は本当の退職理由は知らない。
だけど、入社してからミスマッチが起こる可能性がある。

私は嘘はつけない(と言うか顔に出る)から、事実と異なる退職理由は伝えられなかった。
本当の理由を伝えて不採用ならば、その会社とは合わなかっただけの話だ。

会社を騙し通せる自信がなければ、ある程度本音を話すしかないと思う。
※転職エージェント経由ならば、エージェントに上手くフォローしてもらえるかも。

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