【#フランス旅紀行】ランスの街でカメラ散歩
これまで、noteでは、このように。。。更には。。。
私が担当している地球の歩き方でもこのように、ランスのクリスマス特集を中心に記事を進行させてきたが、今回は、シンプルにランスの街をカメラ越しにお届けできたらと思っている。
クリスマスのランスについては、上記で取り上げた過去の記事をご覧ください。
ランスの中心部で見つけた映画館【Cinéma Opéra（シネマ・オペラ】
この映画館は、建築家 Emile Thion（エミール・チオン）、Marcel Rousseau（マルセル・ルソー）によるアール・デコ建築で、1923年1月29日に開館したのだそう。
残念ながら、保存工事のため、こちらのアール・デコ建築側からの入場はできなくなっていましたが、それでも、当時のフランスの娯楽、ランスの街のシンボルの存在感は今もなお健在。
街の中心部。駅から繁華街へと導く目抜き通り
まもなく、オープンするのだろうか。テラスを忙しく拭いた後のテーブル。
この日は、朝から濃霧に見舞われ、駅に降り立った途端、真っ白な世界に覆われていたものの、少しずつ、日差しと共に輝きだした世界が美しい。
右側に写り込んでいる観覧車が、クリスマスシーズンであることを、実感させてくれる。
Eglise Saint-Jacques de Reims | サン・ジャック教会
奥に見えるサン・ジャック教会と手前のメリーゴーラウンド。週末かつ、クリスマスシーズンということもあり、子供が楽しんでいる姿が印象的。目抜き通り沿いではあるものの、地方ならではで、地元の人に愛されているという素朴さも感じる。
Cathédrale Notre-Dame de Reims | ノートルダム大聖堂
フランス国内で、シャルトル大聖堂、アミアン大聖堂と合わせて3大ゴシック様式の傑作として数えられているランス・ノートルダム大聖堂。
1991年に周辺のサン・レミ旧大修道院、トー宮殿と合わせて、世界遺産にも登録されていることもあり、ランスと言ったら、訪れる場所の１つ。
今回、訪れた目的の１つとなったMarché de Noël（マルシェ・ド・ノエル）もこのノートルダム前広場がメイン。
ランスだけにシャンパンが飲める場所が結構あったのが、印象的。また、最近では、ランス産・地ビールにも力を入れているらしい。
市内繁華街
ノートルダム大聖堂付近が街の中心部となっており、メイン通りにはトラムが多く行き交う。フランスでよく見るお店もこの通りに集中している印象。
フランスの場合、地方だと、日曜日、ショッピングセンターや店舗は、定休としているところが多いのだが、この日は12月最初の日曜日ということもあり、いつもは静かであろう日曜日も、街も活気があり、年末に向けて、舵が切られていることを改めて実感したのであった。
Près de la gare de Reims | フランス国鉄・ランス駅周辺
La Porte de Mars
ランス駅前、Place de la République（レピュブリック広場）に佇むモニュメント、La Porte de Mars。２世紀終わり、ローマ時代に建設されたものらしく、一部が今でも現存している。
Dans la ville de Reims | ランスの街中にて
やはり、クリスマスということもあり、街角には、クリスマス仕様にお色直しされている建物もチラホラ見受けられ、街をあげて、PRに力を入れている印象。
マルシェ・ド・ノエル会場案内やイルミネーション場所がパンフレットで配布されていたり、また、そのような冊子を持っていない人間でも、迷わず、目的地まで行けるよう、随所に案内板なども見られ、ランス初心者でも、わかりやすい配慮がなされている。
Chapelle Foujita | フジタ礼拝堂
ランスを訪れた際、日本人であれば、是非、見ておきたいフジタ礼拝堂。
今回のマルシェ・ド・ノエル会場からは少し離れた場所に位置し、周辺には、シャンパンの老舗工場が多く点在する地域に位置する。
ただ、中まで見学できるのは、年間通して時期が決められており、クリスマス時期はちょうど、休館時期になるので、もし、見学したい場合は、時期に注意が必要。
▲ 上記の記事で、フジタ礼拝堂の開館情報について触れております。▲
駅周辺の広場にある遊歩道の木々もかなり、落葉し、すっかり、冬模様のランス。
ランス駅周辺の立体交差橋の上から鉄道を眺めるのも、またいとをかし。
別にランスでなくとも。。。と思うかもしれないが、こういう貴重で自由な時間が持てるからこそ、旅先では、何気ないことを立ち止まって見たくなってしまうものなのかもしれない。
パリにいても、別のところにいても、カメラ持って、何も考えずに、街をぶらぶらするのが、私には性にあっているんだろうな、多分。
昔も今も変わらず。。。
また、どこかの街にフラッと現れる日まで。。。
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