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前橋ポエフェスは年々若者の活気が増しているんだよ!という話

ポエミカ詩担当の草間です。
最近、特に数式が好きです。きっかけは同僚からマーケティングのロジックを数式化した資料を共有してもらったことで、要件定義も仕組みもすべて数値化して公式のようなものへ落とし込んでいることが新鮮だったからです。
ただ、前半で数学の話をしすぎるとタイトル詐欺みたいになってしまうので後回しにしますね🙏
まずはポエフェスの話題!

今年も前橋ポエフェスへ行ってきました

群馬県前橋市で文学などを中心にカルチャーを創出している芽部が、年に一度主催する「前橋ポエトリーフェスティバル」。街を巻き込む企画展示の数々に、萩原朔太郎生誕の地が詩に染まります。

わたしは毎年、前橋文学館で行われるポエトリーリーディングへお邪魔しています👀

今回は、宮尾節子さんのパワフルな朗読はもちろん、笠原メイさんの慟哭、西原真奈美さんの祈り、植木麻衣さんの俳句?と語り、南風ニーナさんの会場を巻き込むパフォーマンス、北村灰色さんの上毛かるたなどが特に印象にのこっています。つちやさつきさんもお上手でした。

年々、市内外の大学生など若い方々が増え、活気が増している気がします。
出演者のお一人である智乃-chino-さんという可愛らしい方は、市内での怒涛の展示の告知をされていました。
近くラジオ番組にもご出演されるのだとか!

若い方々が創意工夫をして、文学をはじめとした様々な表現活動に取り組む町の未来は明るいと思います。
特に感じるのは、「前橋が好き!」という気持ち。
それも、ただ闇雲に地元だからというわけではなく、若い方々が地域で主体的に文学・文化のコミュニティ活動をされているからなようなのです。
(このあたりの具体はわたしは詳しくないので、誰か教えて)

文学は平和が脅かされると真っ先に切り捨てられるものですが、それが若年層のカルチャーとして比較的盛り上がっていること、それを受け入れる地域社会があることはとても貴重で、コミュニティ×地域から生まれる化学反応には計り知れない可能性があると信じています。
毎年、発表の、そしてともに詩を愉しむ場をつくりあげてくださる芽部の新井隆人さんに感謝!

最近、身体も脳もくたくたに疲れて書く元気がなくなっていたのですが、心機一転よく寝て食べてしっかりせねば!
毎年心機一転している気がしますが、ビジョンを持って取り組んでいきたいと思います。

数学の話のつづき

わたしは学生時代、数学は苦手だったのですが、『博士の愛した数式』は大好きな本ですし、相対性理論やオイラーの等式などは仕組みを知ることが好きで、Newtonを買ったりすることくらいはあります。
実は父が理学部数学科出身で、湯川秀樹に学んだこともあるのだとか。いいなー。

詩と数学は親和性が高い点がある気がしています。
テキストとして読むと難解な作品も、頭の中で構造を3次元化してみると腹落ちするこはもありませんか?

数学者としては望月新一さんが大好き(ブログも面白い!)
メディアにはまったく顔を出さない方ですが、フェルマーの最終定理を簡潔に証明できるとされるABC予想を、望月教授の宇宙際タイヒミュラー理論(IUT理論)の拡張により証明した方。論文の査読には実に8年を要したのだとか。
最近受賞されたんですが、その時のコメントがこれ。

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