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朗読劇に出演帰りの車の中で思うこと

滋賀の近江舞子での朗読劇に出演してきました

ひさしぶりのお芝居
はじめての朗読劇

自分自身の身体心をつかって表現するのはやはり楽しいなぁと思いました。

陶芸でたべていきたい!陶芸家になる!っておもっていた4年前の自分に声をかけるなら、何者にならなくても良いのだよ。色んなことを経験して色んな形で表現できていることがあなたらしさなのだよ。といいたいね。

お芝居を続けてきてるうちに、誰かの作品の中に入り込むのではなくて、自分で生み出して自分で稼ぎたい。と思うようになり、それはなんだろと考えているうちに、元々手先を動かすのが得意ではないか!と、ものづくりの方があたしは向いているんじゃないかなと思うようになり、陶芸の道を進み始めたのです。

そりゃなりたいっておもって簡単になれるわけではない。そうであっては困るし、頭と心を使って疲れながらも楽しさを感じていたい。

通っている陶芸家の清水志郎さんちにて、仕事前

陶芸家さんの元で週に2.3日働かせていただいているのだが、そろそろ丸2年経つだろうか。(3年以上経っている気持ちではあるが)土づくりから、作品の仕上げ、発送の準備や、草刈り、釉薬の調合、テストピース作り、足つけや金継ぎもお手伝いさせていただいている。それ以外にも細かいことあげるとたくさんやることがあって、そんな日々私の頭の中はどんな作品を生み出すのか、そのことをずーっと頭の隅に置いている。頭使うでなくてを動かせとも思うのだが、イメージすることは好きだし、このうずうずが良いと思っている。思った通りに形になるなんて思ってもないし、実験的なことでの失敗なんて成功への道でしかないと思っているので、むしろ失敗してこの目でみて感じないとわからない性質の。うまくやろうと思えばうまくできるかもしれないけど。失敗をたくさんしていきたい。良いうずうずなのだ。

今日(11月6日)は琵琶湖の近江舞子にて朗読劇の出演を終えて帰ってきたところ夜の10時。少ない稽古の中で、オンライン稽古からの、マスクでの稽古でみんなの顔も見えず、マスクで声がこもるし、いまいち力の入れ方がわからない、週一経ったの2時間の稽古で不安でしかなかったけど、ましては野外なのでそりゃ思い通りな万全な舞台にはできないが、自分のできることを声を通して発することが私の仕事なので、本番までにはそれを発揮できたと思う。

そんな経験をして、改めて役者の自分に触れて、表現することの幅の広さを自分で感じたわけです。いろんなことをやっている自分を否定的に思ってしまう人生だったのですが、ようやくそんな自分を認めてあげれる気がする。

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