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記憶の宝石箱 2019Ver.

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一ページに、好きと大好きと宝物と宝石を詰め込んだような、そんな心に響いた記事たちを、まとめたいと思いました。偏るかもしれません。偏見かもしれません。独断も主観もありますが、それで…
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2019年4月の記事一覧

21頁「傷ついた分だけ優しくなれる論に思うこと」

Ⅰ 傷ついた分だけ 優しくなれるなんて 嘘 それは花びらが落ちていくような自然さで 私は優しいと思っていた でも そんなことはなかったみたい 私の意図と全く関係ない場所で 人を傷つけてしまうなんて どうして分からなかったのだろう (分かるわけがないだってそこまで考えていないんだもの) 正しさで人は救われるわけではないし 常識で簡単に心は押し潰せる 当たり前なんて どこからどこまで? あなたのことが分からない「分かった」と思った時がもう悲しみの始まり 言葉を尽くして

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20頁「子どものいない家族の様々な事情」

Ⅰ 結婚したら自然に子どもを授かると思っていた 産まれてきた子どもは健康で 育児は大変だけれどすくすくと成長して家族になっていく そういうものだと思っていた これは当たり前じゃなくて奇跡だったなんて どうして誰も思わなかったのだろう(当時の私も含めて) だからそうでない未来が納得ができなかった きっとみんなみんなそうで だから誰もそういうことに気づかなくて 平気で奇跡を押し付けたりできてしまう そういうことかと思った 色々なことがあった たくさん葛藤もした それでもこれ

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19頁「優しさは愚かじゃないって誰か言ってよ」

Ⅰ 誰かに何かできるこの手があることが嬉しかった その手が傷つけられることをきっと大人たちは憂いたのだろう 色んな人に手を差し伸べたら それが私の首を絞めていた(気づいたら) 息苦しさは私を臆病にさせる(そんなはずじゃなかった) いいように使われて手が傷だらけになっていくような気がして 私は何をやっているのだろうと思った(それを人は愚かだと言った) そんな人のために私は優しくしたわけじゃない あの時の「ありがとう」と笑顔が眩しくて本当に本当に祈りのように 私は嬉しかった

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18頁「それは暗闇を照らす灯台のような」

Ⅰ 一筋の眩しさを探して 遭難していた これは旅 一筋の眩しさを見つけて 行くべき未来が見えた これは船 誰かの言葉に 今日を生きる勇気をもらった 誰かの言葉に 明日を生きる光をもらった ここからどこに行けばいいだろう どこに行けばもっと明るい場所に出られるだろう 船は迷子みたいで でも頼りなくも確かな眩しさを胸の中に そうして今日も星を見つけて進んでいく 誰かの言葉に 一人じゃないんだって思えた 誰かの言葉が まるで灯台のようだった 何も言わなくても 何もしなく

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17頁「「寂しさ」に、向き合うということ。」

Ⅰ ひとりがまるで海みたい 桜が泣いて 笑い声が眩しくて(少しうるさくて) 独りぼっちな気がした(一年前の今日もそんな感じだった) 夜の中で寝静まった空の向こうで独りで輝く月のような そんな寂しさは私を心細くさせる (人との繋がりがかえって孤独感を強めるなんて) 川沿いに咲く桜は 風が吹く度にはらはらと水面にピンク色のグラデーションを描く 瞬間的に強く吹いた風は瞬くように 花びらごしの世界は舞い散る光と桜の中に包まれていた 今どき言葉なんて桜の花びらよりも軽く その関係

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16頁『「THURSDAY'S YOUTH」という私にとって奇跡のようなバンドについて少し語らせていただいてもよろしいか【彼らの決して押し付けがましくない共感の雨に私たちはみんな救われてる】』

Ⅰ いつか自分は死ぬと思っていた 遠い将来とかではなく 何年後とかに 根拠がなかったけれど 理由がなかったからずっと苦しみ続けた 嘘みたいな笑顔を張り付けて 「苦しくないです」という顔をして外に出て メッセージはネガティブを嫌って全てポジティブで 窒息しそうな心のままで何かと戦うように進み続けた 戦えない時は体を部屋に投げ出して 何もやる気が出なくて死ぬのをただ待ち望むような深夜みたいな空気で これはいったい何なんだろう 私の人生は生きる意味はどこに向かうのか分からなく

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