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【詩】#18 街の詩を奏でる

ぼくはこの、
さみしいところを知っている
そこでは風と星がぶつかり
チカチカして
見えないが見えてしまう
もどれないことが今 気になって
いつもより強く手を
にぎり返した 夕暮れと黄昏
どうして謝ってしまうのだろう?
まちは何年もかけてつくられていく
そのことが
未来を懐かしく治してくれる
たくさんの夜を超えて
たくさんの寝言を紡いで
もうひとつ先の
夜空ではじめてみよう
明日の雨は晴れを詩う
だから待ってて うん ついたら電話して

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