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【文学フリマ香川1】eMoCity2024夏レポ 高松編

 皆さん、こんにちは。村上聖宗です。
 2024年夏、3ヶ月連続で同人イベントに出店するので、イベントの記録を残していこうと思います。

 今回は、7月28日に開催された「文学フリマ香川1」についてのお話です。
 想定外の出会いもあったいいイベントでした!!
 ちなみに半分以上が設営の話です。


文学フリマとは

 そもそも、文学フリマとは何なのかをちょろっと話します。
 「文学フリマ」とは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。

 引用元:文学フリマ | 文学作品展示即売会 (bunfree.net)

 小説、詩歌、評論はもちろん、文学と信じるものなら漫画も許されたりします。「コミケみたいなものでしょ」と思われる方にひとつ違いを言っておくことがあるとするなら、「文学フリマ」は商業誌も許されます。芥川賞とった作家が出店することもあります。プロ・アマ無差別なイベントです。文学であればだいたい許される。そんなイベントが、全国8か所(東京・大阪・福岡・北海道・京都・岩手・広島・香川)で開催されています。

朝ってこんなに暑いの?

 公共交通機関に乗ったり下りたりすること数時間、高松駅の駅舎から出た第一声は、

「熱い/暑い」

 朝9時の時点で、30℃を超えており、脱水以前に皮膚がこげてしまう。
 重い荷物を抱えて、高松シンボルタワーに到着。

設営

 昨年9月から「文学フリマ大阪11」「C103」を経て、3回目の即売会。
 一人で来て、一人で帰る。売り子さんはまだいない。でも、楽しいです。
 今回からブースクロスを導入しました。
 この敷布が似合うサークルになるように。気合十分です。

設営完……
村上「なんか足んねえな……」

 こちらが設営完了したときに撮った写真です。
 キャンドゥさんでキッチン用の整理棚を買いに行きました。

 100円ショップさんにはいろいろ救われており、これから出店するであろう同志のために、使ったものを箇条書きにして残しておきます(長くなりますが)。2,000円あれば揃えられます。左から、
・ななめになってる白いスタンド(名前忘れた。磁石がくっつく)
・マグネット石鹸ホルダー(名刺立てに使える)
・フリーケースA5(48ページのA6新刊が18部入る)
・キッチン用整理棚(NEW!)
・ポストカードスタンド
・A4クリアガードケース(これに会場用おしながきを入れるとファストフード店のメニューっぽい)
・クリアブックカバー(ダイソーさんがサイズ多彩なのでおすすめ)
・クリアイーゼルミニ×2(A6サイズがぴったり)
・横型カードスタンド 名刺サイズ対応×2(値札は名刺カードを印刷した)
・マスキングテープ30mm幅
・養生テープ(後ろにあるポスタースタンドをこれで床に固定します)
・マジック(黒・赤)
・ボールペン(黒・赤)
・ビニールバック190mm×120mm(A6新刊にはこのサイズがいい)

開幕

 開場前、会場の入り口には100人以上の行列とアナウンス。
 地方のイベントでこの人数は多い。海に囲まれ、アクセスも限られているこの地に100人も列をなしているのはいち参加者として、この上なく嬉しいです。最高気温37℃の酷暑の中、ご来場いただきありがとうございます。

どれくらいアクセスが限られているかはこちらの記事参照。
【2024年3月28日改訂】文学フリマ香川、朝9:00までに並べるか?|村上聖宗 (note.com)
全国各地から文学フリマ香川への前泊ルート|村上聖宗 (note.com)

 会場のアナウンス。出店者の拍手とともに、開幕。
 コミケとは異なり、屋内の建物で行われる「文学フリマ香川1」。会場はかなり涼しく、人によっては寒かったかもしれません。

反省

①アクリルスタンドの見本を家に忘れる
 今回、新刊セットと称し、卓上カレンダーとアクリルスタンドを作ってもらいました。販売するものはちゃんと鞄にいれたのですが、アクリルスタンドだけ見本を家に置き忘れてしまう大失態。

②行き当たりばったりな設営
 一見うまくいっているように見える設営ですが、ダッシュで整理棚を買いに行ったり、会場用おしながきを立てかけるためにペットボトルなどを使ったりと、行き当たりばったりなところがあったので、コミケまでには揃えていこうと思いました。

③SNSの投稿頻度が多かった……かも
 一般参加の方は、SNSを見るのか。いまだに立ち振る舞いがわかってないので、この夏で学びたいところです。

④新刊セット少なかったかも
 結果として申し上げますと、9つあった新刊セットがイベント終了時点で残り2つとなり、夏コミには行くには厳しくなったので、来年からはもう少し多く作ろうと思いました。(イベント終了後、追加発注しました)

嬉しかったこと

①来場者数が1,000人を超えた
 先述した限られたアクセスの上に、最高気温37℃の炎天下を乗り越え、1,000人も会場に来てくださり、いち参加者として嬉しいことです。

②来訪
 フォロワーさんやわたしが応援している絵師さん、相互さんなど、たくさんの方と会えました。ほんとうにありがとうございます。差し入れのみゃくみゃくバウムやお菓子もおいしかったです。

③新刊セット導入
 昨年までは新刊単品のみの販売だったのですが、今回はカレンダーやアクリルスタンドとのセット販売を始めました。いつもよりお高いので「手に取ってもらえるかな」と思いながらつくりました。お手に取ってくださった皆さん、ありがとうございます!!!!

〆の言葉(当日のツイートより引用)

 第1回は誰もが予想し得なかったであろうほどの、大盛況でありました。
 しかし、これからが本当の文学フリマ香川なんじゃないかと第2回も参加予定のいち参加者として思っています。 大阪や東京みたいにより多くの方に来ていただけるように(外野のくせにあれやこれや言うなんて偉そうな評論家臭くていやですが)、発信や拡散は続けていけたらなと思っております。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。
 次は、有明編でお会いしましょう。

 eMo City 村上聖宗

 有明編はこちら↓↓↓


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