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バレンタインのチョコはこんな店では買わない

バレンタインデーのチョコレートを買いに行った時に「見苦しい人」を見た。
それはチョコレートのお店が集う催事場で、店員は一つのお店を持ち場にするのではなく、いろんなお店の商品の販売を担当している。ショーウィンドウを見ていたら、主のような女性店員が他の店員を叱っている声が聞こえてきた。
「お客さんがいないところにそうやってぼーとつっ立っていないで、お客さんがいる方に動くとかもっと気を利かせなさいよ。立って何もしないで給料もらえると思わないで」とかなりきつい内容。
叱っている店員も叱られている店員も50代くらいに見える。催事中、臨時で雇われたパートだろうか。ちらっと見たら、二人とも不愉快そうな表情。笑顔とは程遠い。

それを聞いていた私は、
「どういう立場の人だか知らないけど、給料を払うのはあなたでないでしょ。接客業をわかっていないのはあなた。突っ立っているだけの店員よりも、お客さんがそばにいるのを気づかず人を叱り飛ばして、不愉快な表情をしているあなたも気が利かないわ。見苦しい」
とは言わずに、その場を立ち去った。

良い商品を、良い接客で、気持ちよく、買いたいから。人の心を動かすものって「心」があるどうかなんだな。

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