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目覚めた時に生まれ変わったような不思議な夢

夢って毎晩見ているものだっていうけど、たいてい目覚めた時には忘れている。いい夢の途中で眠りから覚めそうになり「まだこの夢見ていたい」って強く思いながら寝ていたら、その夢の続きを見ることができたことがあった。目が覚めた時に、夢の内容を細部まで覚えていたのに、時間とともに映像が薄れていきそのうち消えてなくなる夢もある。
今回は、内容と感情をしっかり覚えていている夢だった。

大勢の人の前で私はなにかを説明することになっている。私の順番になり、ゆっくりステージに向かう。実は私はなにを話すのか知らない。壇上のボードに書かれたレジュメを見たのも初めて。そこには過去の歴史上の人物の名前が書かれていて、漢字が多く読みにくい。日本史が苦手なのに・・・。読んでも何のことかさっぱりわからない。だけど、私は焦りも緊張もなく冷静そのもの。

「それでは内容を読み上げますが、私もまだしっかり理解していないので、図を書きながら進めていきます」というようなことを言った。
読みながら文章にでてくる単語をボードに書くだけ。書いたところでまったく内容がわからない、それでもぜんぜん緊張していない。すると音もなくすーっと男性?が現れて、私に代わってその難解な文章を解説し始めた。私は大勢の前で恥をかいたとは思わず、その人の横に立ち、こんなことを思っている
「私は人前で話すのがすごく苦手なのに、こんなにたくさんの人の前で、緊張せず堂々としているわ」と。
そして、助けてくれる人が現れた、と思っている。

目が覚めた。
会場の空気感や夢の中での自分の感情をリアルに覚えていた。そして感じた
「私は大勢の人の前でも堂々と話せるようになったんだ」と。
苦手でできないという思い込みが溶けてなくなって、できるという自信に変わった。自分にできないことは誰かが必ず助けてくれるんだと確信した。
そんな不思議な夢のあとだった。

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