梅雨の不調とツバメのメッセージ

梅雨の時期、雨が続くと体が重くだるくなり、すっきりしない日が続く。気圧の変化や気温の寒暖差に振り回されたストレスで身体には疲れがたまっている。
部屋がじめっとして洗濯物が乾かないので除湿器をつけると、短時間でタンクいっぱいに水がたまっている。これだけ空気中に水分があるのかとびっくりする。体内も同じように、余分な水分が排出されずにたまっていて、代謝が悪くなっている。東洋医学でいう「湿邪」＝水の邪気を追い出そうと、食事に気を付け、自律神経を整える音楽を聞いたり、半身浴したり。やれるだけの対策はしても、いつもより体が重くやる気がでない。

ようやく晴れの朝。ベランダに出て深呼吸。目の前を猛スピードでツバメが飛んで行った。
昼過ぎ、人混みを避け、庭園に行ってみた。ここでも突然、ツバメが目の前をすごい速さで飛んでいった。空や松の木を写真に撮ろうとカメラのシャッターをきった瞬間、ツバメがうつりこんだ。奇跡のタイミング。
夕方、家でのんびり、ベランダから空を眺めていたら、またツバメがビューンとすごい速さで飛んで行った。

それにしても、なぜあんな速く飛ぶのか不思議に思い検索してみたら、飛んでいる昆虫をつかまえるためらしい。ほとんど羽ばたきをせず、空気抵抗をうまく利用して、エネルギーを消費しない飛び方をしているという。

小さな体でエネルギーを無駄に使わず目標めがけて俊敏に行動するツバメ。最近、「やろうかと思っていたけどまた今度にしよう」と、やることを先延ばしにしていたり、考えてばかりで何もできていない日々を送っている私。

ツバメに「考えてないで行動行動。何かを手に入れたいなら行動しましょ」と諭されているような気がしてきた。