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限界を求める職場から身を守ろう

やりたい仕事がみつかったので1か月後に退職すると職場に申し出たら
「それは困る、すぐに代わりの人がみつからないから2ヵ月猶予がないと認められない、契約書にもそう書いてある」ときつく言われた。
聞かなかったことにされて、平然とシフトを組まれてしまった。労働相談センターに聞いたら2か月のしばりは無効だというので、1か月後を最終出社日にしたいと再度申し出たら
「求人をだすつもりはない、代わりを探してはいない」という。相手の主張が強すぎて解決の糸口が見えなかった。

その後、現場で一緒に働いている人から無視され、わからなくても教えてもらえず、いつもは手分けしてする仕事をひとりでさせられ・・・。それでも困った時に採用してくれたところだから、誠意をもって仕事に取り組んでいたのだが、体が悲鳴をあげてしまった。

胃痛、腹痛、動悸、微熱、倦怠感、そして出勤前日は不眠。そんな状態が3週間続き、とうとう風呂場で失神。幸い1日だけシフトを替わってくれる人がいたので休むことができた。が、もう甘えは許されない。

ひとり辞めることで現場の負担が大きいのはとてもよくわかっているので、できる限りの協力をしなければと思っていたのだが、精神的にも体ももうだめそう。
今日「胃痛腹痛が強いので早退させてください」と申し出たら
「ひとり抜けられると現場が回らないから限界までやってください」と。

このひと言のおかげでふっきれた。目が覚めた。
「痛みの限界まで・・・やりたくない」

私は前もって退職の意向を伝えた。困ると言っている間に、ひとり空いた穴を埋める行動はもっと早くとれたはずだ。
人のことを考えている場合でない、まず自分の身を守らなければ。
困っているから助けなければという同情と、休むことは許されないという呪縛が自分を苦しめていた。そんな呪縛は自分から解いてしまおう!

無事家に帰り、少し痛みの残る胃腸をさすりながら「もう自分につらい思いはさせないから・・・」そう誓った。

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