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「食べる瞑想」でストレス過食解消

ストレスがすごくたまっている時って私の場合はわかりやすい。夕食をがつがつ食べて、たくさん食べたはずなのに食後に甘いものを食べて、いつまでも満たされた感じがしない時だから。

満腹中枢が「もう満腹だよ」と教えてくれるのは食べてから15~20分後。それまでに早食い、大食いするから、あとから胃がいっぱいで苦しくなってしまう。
食べることは、ストレス解消になるけどそれは健康的に食べればのこと。
過食、甘いものへ依存すれば、体にとってはストレスフル。気持ち的にもストレス解消になったとはいえない。胃のむかつきと「食べ過ぎてしまった」という思いがあとあとまで残る。

こんな時こそ「食べる瞑想」

テレビやスマホを見ながら、でなく、食べることに集中。

ひと口ずつよく噛む。
噛みながら、ニンジンの味、大根の味、ひとつひとつ味わう。いつもは感じられなかった甘さやうまみを感じられることに驚き。
目をつぶって噛んで味わいながら、その食材がたどってきた旅路を想像する。畑、栽培、陽射しや雨、暑さや寒さ、祈り、成長、収穫・・・。何人もの人の手を介して、私の元にやってきたご縁。丁寧に料理してありがたくいただく。その長い旅を想像すると「ありがとう」としみじみ思える。

食べることに集中して、じっくり味わって、よく噛んで、感謝して、いただきます。この食べ方は胃袋だけでなく、心も満たされるようで、食べ終わった後は充足感や幸福感も味わえる。しかも、もっと食べたい、とか、食後に甘いものを食べたい、とか思わなくなる。

「米」という感じは分解すると、十、八、十。お米を作るには88の手間がかかるから、1粒のお米に88の神様が宿るからだと聞いたことがある。
今晩は炊き立てのご飯。「八十八」に感謝して、食べる瞑想でいただきます!

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