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頭から離れないいやな人を忘れるには

何か話すと返ってくる言葉の始めが「でも・・・」の人がいる。必ず相手の言ったことを否定をする人。
私がちょっとしたことで褒められているのを聞いたその人は会話に割って入り「でも、私の方がもっとたいへんだった」と。

悪い人ではないのだけど、ちょっとおしゃべり、ちょっと人のことに首を突っ込みすぎる、ちょっと人のことをけなす、ちょっとへんなプライドが高いってだけ。
そのちょっと、ちょっとが積もっていってとうとう「この人とちょっと距離をおきたいな」って思い始めた。
家に帰ってからも、寝る時も、翌朝目が覚めた時にも、その人から言われたことを思い出し、頭から離れない時間が長くなる。

嫌だと思う人にも感謝しよう、なんてそう簡単にできるものではない。
愛する人でなく、嫌な人なのに片時も忘れられないなんて。いやなことに時間と心を使っているなんて。

いやなことを忘れようとすればすれうほど忘れられないのなら、心の表面にしがみついている記憶をなにかで上書きすればいい。答えを考えなければならない問いかけがいい。

「今日のごほうびに何食べようか」
「週末はどこに遊びに行こうか」
途切れることなる自分に質問していく間に、いやなことは封印されていく。

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