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11/20 心といっしょに生きる

頭の中がうるさいときがある。あれこれ考えすぎて、考えれば考えるほど、どんどん体は重くなって、身動きがとれなくなる。そういうときは大概、心を置き去りにしているとき。ハッと気付けるようになった最近は、一度深呼吸をして、心に聞いてみることを練習している。

どうやら長いあいだ、私は心を置き去りにして生きてきたみたいで、事あるごとに、壊れた方位磁針のように心がぐるぐると彷徨いつづけてしまうことがあった。頭で考えてることと、心が感じてることは、違うということ。わかっているようで、そのことが全然わかってなかった。

いざ、心といっしょに生きようと決めてからは、これがまた大変。私にとっては、身近な人であればあるほど、大切なことであればあるほど、本心を伝える、というのがとっても難しい。本当にこわくて、こわくて、たった一言の本音を伝えるだけに、とんでもなくビビってしまう。まさにひとりずもうだ。

だから、尻込みしてしまいそうな自分との闘いに打ち勝って、えいっ!と本音を伝えられた時には、「よくやった!えらい!がんばったね!」と、心の中で盛大に自分のことを褒めてあげている。そうやって、一歩ずつ、一歩ずつ、大丈夫だよ、それでいいんだよ、という安全地帯を広げていく感覚で。


自分の心に嘘をつかない。

どこまでも正直に、ごまかさずに。

素直に、まっすぐに。

欲をいえば、もっともっと軽やかに。

愛をもって本音を伝えられたらいいな。

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