見出し画像

羽田圭介さんのトークイベントに行った話

先日、数年前から使っている転職アプリWantedly主催のトークイベントがありました。テーマは、「好きなことで生きてかナイト」。興味があるテーマで、しかも独特な喋りがとても魅力の作家・羽田圭介さんが登壇されるとのことで迷わず参加。

好きなことで生きていく

学生のころから、当たり前のように大企業や商社に行く同期のことが理解できなかった。

「働くってなに?」「人生って?」「幸せって?」ステータスや高いお給料に(そりゃお金は欲しいけれども!)どうしても価値を見いだせずになかなか苦労した。

当時に比べれば、自分の幸せはどこにあって、プライオリティをどこに置くかもよく分かっているので、悩みは尽きないものの、今は割と穏やかに働けている。

とはいえ、ここに来るまでにはかなり悩んだし、正直さっき書いた3つの疑問については今でも考えを巡らせることは多々あって、私にとって永遠のテーマ。

今回、羽田圭介さんは「好きなことをして生きている」人としてイベントに登壇。

大切なことは2つ。ひとつは「続けること」

トークのなかで「お金のためだけだったら小説家になっていないですからね」と発言していた羽田さん。あえて好きなことをして生きていこうと考えて小説家になったというよりは、好きなことをするというのが自然に軸になっていたような印象。

で、その好きなことをしていく場合には、とにかく続けることが大事なのだと。羽田さんは、遊んでばかりと記憶していた学生時代も、調子がよくなかった時期も、思い返せばボツになったのも含め数百ページの作品を何作も書いていたそう。

結局成功する人というのは、最後まで粘り強く継続する人。たとえば、身近なところでいうと、インスタやブログとかで成功している人たちって、もちろんセンスはあるけれど、スタート時点ではレベルとか同じくらいの人なんてほかにも実はゴロゴロいると思っていて。

でも人気が出たりしている人たちのなにが違うかというと、結局毎日更新したり、長く続けているところにある。ただ、継続というのは本当に難しい。だからこそ続けられた人には結果がついてくる。

もう一つは「とにかく行動してみること」

お話ではとくに触れていなかったけれど、羽田さんの場合は行動力もかなり大きいなというのをすごく感じた。

「会社員をやめることに不安はなかった」

元々は会社員しながら小説を書いていたという羽田さん。退職した理由は、「会社の業務でも普通に充足感を得られてしまっていたから」。このままだと創作に力が入らないかもということで辞めたそう。

でも羽田さんは若かったから、と断りをいれつつ、「20代前半なんて勢いがあって自信過剰なものだから、辞めることに対して不安なんてなかった」と。

いや、普通の人なら将来大丈夫かなと、心配でしかないと思うのですが。笑 その潔さはやはりすごい。

直感に従って、フットワークは軽く

Wantedly仲さんもコメントしていたけれど、恐れを知らないことや本能に従ってとりあえず行動してみることは改めて大事だと痛感。

人生なんて経験つめばつむほど、社会的価値観に照らしあわせたり、余計な知識も入ってきて保守的になってしまいがちなもの(私たちの理性はそもそも、自分を守るためにできているから当然なのですが)。

でも、好きなことがわかったら、とりあえず行動。「あの人に会って話を聞いてみよう」とかそんな小さなことでも、思いついたことはやってみる。

案外そういう小さなことをきっかけに、道ってどんどん開けたりするものだから。

余談ですが羽田さんは行動力(潔さ)と、歯に衣着せぬ物言いとか、やはり面白い方だった。トークのなかで「事業を始めたい」「デジタルに興味がある」とひたすら話していたけれど、イベント当日の夜にはさっそくnoteを始めていたので、さすがのフットワークの軽さには脱帽した。

みんながのびのび生きられる世の中を夢みて、活動しています。よかったら応援よろしくお願いします^^