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BTSジョングクの新ソロ曲「3D (feat. Jack Harlow)」から読み取るK-POPアイドルとJ-POPアイドルの違い

BTSジョングクの新ソロ曲「3D (feat. Jack Harlow)」から読み取るK-POPアイドルとJ-POPアイドルの違い

3D (feat. Jack Harlow) - 정국 (Jung Kook)

・みなさん、おはようございます。いやあ最近、K-POP、猛威ふるってますよねえ。エグないすか。あれ。もう女の子みんなK-POPいってますよ。しかも世界的にも人気なんでしょ。なぜこんなにアイドル界では韓国が強いのか。綺麗なんでしょうね。なんか。結局、反町隆史!とか竹野内豊!とか、ブラッドピット!ジョニー・デップ!みたいなゴリゴリよりも、サラッと、シュッとした、綺麗さ、美しいものを見るっていう感じ?そして時折見せる筋肉とか男らしさとかにエロスを感じるとかそういうことなんじゃないでしょうか。

・でも、なんとなく、まあまあまあ女の子が見るもんっていう感じで、そんなに聞いてないでしょ?でも、K-POP韓流アイドルっていう革を一旦剥がして、聞いてみて。ん?なんかよくない?そうそう、あのDinamiteとかあるじゃん。普通によくない?とか(G)I-DLEとか結構かっこいいよね?普通にPOPSとしてレベル高いよね!?

・そうなんだよ〜で、これなんかね、AAAの人がなんかの対談で喋ってたんだけど、日本のアイドルは音楽以外にやることが多くて、むしろそっちをいっぱいやったほうが稼げるから、例えばバラエティとか、ドラマとかね、だから韓国のアイドルにそのアイドルとしてのメインウェポンとなるパフォーマンス、音楽性で負けちゃって、今めちゃめちゃ押されてるって言ってたのよ。確かに日本のアイドルって別にそのパフォーマンス極めよう、ダンス極めよう、めっちゃ歌上手くなろうとかより、TVショーの身のこなしを求められてるし、そこを極めようとしてるよね。まあ確かにレギュラー番組持てば安定した収入を得られるし、まあ結局人間性を売って、好感度上げてCM取った方がコスパが良いのかなあ。

・でも、これ韓国の意識の違いもあると思うんだよな。やっぱ日本はとにかく気に入られる、いろんな人に気に入られることが一番良いし、やっぱ島国だからそういう社会性、対人関係を広げていっていろんな人に仲良くしていくっていうのが、遺伝的に強いんだろうし、欲求的にもいろんな人に好かれたいっていう欲求も強いんだと思うんだよなあ。だからめちゃくちゃイケメンでダンスも歌も最強っていうのが売れるっていうより、みんなに愛される身のこなしが売れるって感じ?だから好感度が一番肝になってくるわけじゃん。みんな芸能人は好感度を追いかけてるわけでしょ。でも韓国は美容大国で、そもそもみんなカッコよくなりたい、可愛くなりたいっていう意識、欲求が強いんだと思う。まあ需要があるから美容商品が売れて、金が入ればどんどん先進していくわけですから。

・なんか、まあやっぱ日本人ってかっこいい人、可愛い人って、やっぱ遺伝的なもので、自分がなり得ないものっていうイメージが強くて、カッコよくなりたい、可愛くなりたいっていう欲求はあるけど、それは叶わないものっていうイメージが強いじゃん。そこはもう普遍的なもので変われませんみたいな。あれにはなれません的なね、もうあれは遺伝ですみたいな。ガチャですみたいな。親ガチャですみたいなね。もうなんか「可愛くなりたい、カッコよくなりたい」=「鳥のように羽生やかして空を飛びたい」ぐらいの感じじゃん。まあこれなんか日本人が幸福度低い理由にもなってくるよね。だってその欲求って、本能的なもので誰しもが持ってるものだけど日本人はそれに蓋をせざるを得ないわけだからね。ほんで、あとナルシズムを嫌うという性格があるよね。まあこれはやっぱ謙遜という悪しき習性から生まれてるものだよね。日本人の決定的な弱みだよね。謙遜はただのコミュニケーションスキルとして利用するべきであって、本当に心で謙遜してしまってはいけないと思うんですよ。そして自分が謙遜してるが故に、ナルシズム、自分のことを好きでいる人間のことを避けるという悪しき習慣が生まれている。そして社会性の強い性格だからその習慣に飲み込まれてしまい、みんなで不幸になっているという、負のスパイラルに取り込まれているんだなあ。

・でも韓国は、その「カッコよくなりたい、可愛くなりたい」という欲に対して、蓋をせずその需要に沿って、産業が拡大していって美容大国になったんだろうね。だからやっぱK-POPアイドルは、日本のアイドルより美を追求している感じがするんだよ。だからこそ世界的にヒットしたんだと思う。愛嬌、愛されで戦う日本アイドルだとその武器はやっぱり日本語を使わないと伝わりにくいけど、美を追求したK-POPアイドルはビジュアル面に特化しているから言語の壁を越えられるんだね。

・さらにビジュアル面の他に音楽性もカッコよさを追求している。日本のアイドルポップスは客とのコール&レスポンスや、カラオケなどの歌いやすさ、誰でも踊れる振り付けなどのここでもやっぱりお客さんとアイドルとの一体感を求めるという社会性の強さが出ている。けどK-POPはこの3Dを聴いても分かる通りアイドルソングだとしても、なんかスタイリッシュでオシャレな、シティポップな雰囲気を漂わせている。そしてこの3Dはちょっとマイケルジャクソン的な雰囲気も出ているよね。やっぱKing of Popだからね。POPSという中でも高みを追求していると考えられるよね。

・つまり韓流アイドルは憧れを売っていて、日本のアイドルは共有を売っている的なことなんではないでしょうか。それは韓国人はカッコいい人、可愛い人っていうのは頑張ればなれるという、自分の直線上にあるものだから、韓流アイドルはカッコよさ、美しさを追求して、磨き上げた美を提示して、憧れを売っている。日本人はカッコいい人、可愛い人っていうのは別次元のものであって、自分の直線上にはなく、平行線上にあって交わらないものだと思ってるからこそ、そんなカッコいい人、可愛い人と近づける、会える、などの共有を売っているのではないでしょうか。信じるか信じないかはあなた次第です。



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