『虎に翼』⑥わかるよわかる!は、わかってない
先週末の『虎に翼』。
登場人物それぞれの立場が感じられる内容で、ハッとする台詞がたくさんあったので、書き留めておきたい。
ヨネさんの「辛くない人間なんていない」には、とても共感した。
でもその後で花江ちゃんに言った「わかってないから、甘えて泣いて、弱音を吐くんだ」に、それはちょっと…と思ったりもして💧
「私から見れば」にも、ん?となった。
自分のモノサシで見ているのでは?
ヨネさんには悲しい過去があるけれど、どん底を知っているからといって、目の前にいる人と比べられるものではない。
辛さの形も深さも様々なのだ。
トラちゃんの、「解決はしないけど、受け入れることはできる」には深く共感した。
「その人をそのまま受け入れる人になりたい」という言葉、本当にそうあってほしい。
そして、誰だって弱音は吐いていい!
ほんとそうだと思う。
話が脱線するけれど、職場で誰からも恐れられていた存在の御局様と私が親しくなれたのは、彼女が弱音を吐いてくれたからだった。
彼女が退職するとき「あなたは同志と思っていたから」と言われて泣いた。
で、話をドラマに戻して…と。
私が自分を投影したのは、やっぱり花江ちゃんだったな。
「トラちゃんたちみたいに優秀で強い人には、私の辛さが、寂しさがわかりっこないのよ」
同じような涙が、自分にもあったような、なかったような😅
ヨネさんの「自分で好きで選んだことだろう」に私は、ははーーっ、そのとおりでございます〜!なんだけど😆
何者にもなれなかった。
何者にもならなかった。
後悔はないけれど、時々考えることがある。
彼女、ヤなやつなんだけど、少しだけ本来のヨネさんが見えるとグッときて、楽しみなところでもある。
そして「わかるよ」と言ったお兄ちゃん!!
お母さんが嫁に厳しいのは、大好きな息子を取られたから?はあっ?
それは違うでしょ!?
もう、ズレてんだから。
ズレてなかったとしても、自分で言う〜?
そして、嫁に「褒めてくれないのがイヤ」と言われた石田ゆり子ママ、今回のキャラクター好きだなぁ。
そのショックな胸の内は夫に…?
あ〜、それは期待できないなぁ😆
今週、お兄ちゃん夫婦は別居して子どももできて、結果よかったからいいじゃない。
思ったことを言うのがいい!
そこはお兄ちゃんのまとめのとおりだよ。合格!
女は男より下で、付属品で、無能力者と言われた時代。
今もそれはどこかで続いている。
そんな女性たちの姿に、共感したり、また自分の中のアンコンシャスバイアスに気づいたりしながら、ドラマを楽しんでいきたい。
今回のnoteは、グッときた台詞を書き留めておきたかったからで、まとまりがなくて申し訳ありません。
お読みくださってありがとうございました。
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