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名古屋は空の玄関でもモーニング・サービスに小倉トースト(街で★深読み)
愛知県には中部国際空港だけでなく、名古屋北部に隣接して県営名古屋空港があります。前者が東の成田、西の関空にあたる大規模国際空港で、後者が東の羽田、西の伊丹のような国内向けですが……名古屋空港に国際線はなく、実質的に航空会社はFDA(フジドリームエアラインズ)のみ、でも、名古屋市内からは最も近く、少なくとも尾張北部の住民にとっては便利で貴重な空の玄関です。
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中部国際空港との取り決めで、競合路線には新規就航できないらしいのですが、これはまったくナンセンスで、両空港がサービス競争すればいいと思っています。
さて、仕事で熊本に行くことになり、11か月ぶり(札幌丘珠→小樽)に名古屋空港に行きました。
朝イチの便に乗るため、空港に着いてから朝食を摂ろうとレストランへ。モーニングサービスを頼むと、さすが名古屋です! バター(マーガリンだったか?)だけでなく、
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この餡子が名古屋の館林製餡製かどうかはわからないが(そうであって欲しい)、やはり空の玄関口に小倉トーストはかかせない『名古屋メシ』なのでしょう。
バターを塗り、さらに餡子を載っけるという、正統派小倉トーストにしていただき、無事熊本に旅立ちました。
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せっかくなので、『小倉トースト』のルーツを引用しておきます:
発祥はかつて名古屋市の栄地区に存在した「満つ葉」という喫茶店とされる。1921年(大正10年)頃に当時のハイカラブームに乗ってバタートーストをメニューに加えたところ、客の学生たちがトーストをぜんざいに浸して食べるようになり、それを見た店主が最初からトーストに餡を乗せた小倉トーストを考案。これが愛知県各地に広まっていった。
外食って、昔は『ぜんざい』が重要アイテムだったのでしょうね。今や名古屋のソウルフードと言われる『寿がきや』も、もともとは甘党の店だったくらいですから。
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