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難易度が上がり続ける行政事務を、プロマネの仕事術で“なんとか”できないか ~ PMI日本支部行政コミュニティ 第2回定例会参加レポート(後編) ~

皆さん初めまして!高力と申します。民間でシステム開発を経験後、地方公務員に転職してシステム部門で働いています。職場の働き方改革にプロジェクトマネジメントを取り入れてみたいと思い、最近学びなおしを始めました。

今回、PMI日本支部の活動に初参加してみた感想を2回にわたってレポートします。前編では、今回の定例会のゲストスピーカーである北海道庁職員の渋谷さんのお話を聞いてみた感想についてレポートしました。
★ 前編はこちら

後編では、引き続き初めて定例会に参加してみた感想や、今後の行政コミュニティに対する期待についてレポートしますので、どうぞ最後までお付き合いください。


複雑化する全ての行政現場に「“なんとかする”仕事術」を

前編でもお伝えしましたが、今回の定例会に参加することで、実際の業務を題材に「なんとかするには?どうしたらいいか?」というマネジメントの一番大事な部分を考えることができた、面白い勉強会だったと思います。

また今回参加してみて、「IT以外の分野でもプロジェクトマネジメントは使えるんだなー」と感じました。今回のような訓練の企画・運営にも使えるなら、行政の色々な部署で応用できそうな気がします。というか絶対に取り入れた方がいいです。

行政の仕事は複雑化し、1人あたりの業務量がどんどん増えています。地方公務員の精神疾患による休職者が10年前と比べて1.8倍に増加する(※)など、待ったなしの対策が必要な状況です。
※ 出典:地方公務員安全衛生推進協会 【令和5年】地方公務員健康状況等の現況の概要(令和4年度の状況)

「絶対無理だろ」と思うような大変な仕事を、なんとかして「なんとかなる仕事」にできれば、ちょっとは気が楽になる気がします。そのための仕事術として、プロジェクトマネジメントが役に立つなら、どんどん使っていきたいです。

ちなみに今回の定例会はもう1テーマあったのですが、ざっくりいうと「目標と計画と指標が本当に嚙み合っているのか?」についてのとても面白い話でした。気になる方は行政コミュニティに参加するとアーカイブ動画が見れますよ!
※ 行政コミュニティへの参加方法は、こちらよりご確認ください

初参加でも、忙しくても、無理なく続けられそう

私はPMI日本支部の活動自体初めてだったので、「興味はあるけど不安だなぁ・・・」と思いながらコミュニティに参加しましたが、Slack上の自己紹介チャンネルを見てみると、同じように初参加の方もたくさんいましたので、安心しました。

仕事や子育てが忙しい、という方も大丈夫です。定例会の参加者を見ていても、自宅から、職場から、海外の出張先から、どこか屋外から、スマホから・・・それぞれの都合に合わせて参加されていました。カメラオフの方もいますよ。ちなみに私は、双子ちゃんを寝かしつけながら参加しました!

コミュニティの方針として、「ゆる~く交流」と「しっかり貢献」のどちらの参加スタイルも歓迎とのことですので、気軽に参加したい方にもオススメです。定例会も、興味のある会だけ参加してもOKです。

設立したてのライブ感が楽しめるのは今だけ!

設立されたばかりのコミュニティということもあり、色々な取組みが一から作り上げられている途中です。研究系ワーキングでは行政機関へのヒアリングを行ったり、運営系ワーキングでは定例会やイベントのネタ出しなど、色々な取組みがコミュニティ内で同時並行で進んでいます。

Slackのやりとりや、コミュニティのメンバーが更新する資料をこっそり眺めるだけでも楽しいですよ。

眺めるだけでは物足りない!という方は、各ワーキングのメンバーも募集中のようですので、参加してみてはいかがでしょうか?(これも、ボランティアなので、各自のペースで参加することはできます)今なら、自分のアイデアがコミュニティ活動に反映できるチャンスですよ!

以上、私が今回PMI日本支部の活動に初参加してみた感想となります。最後までお読みいいただき、ありがとうございました!

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