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急成長ベンチャー プラスワイズ・中川勇太社長に突撃! 起業のリアルに迫る【前半】

初めまして!新潟・燕三条に拠点を構えるプラスワイズです。

プラスワイズでは、会社のミッションである「地方で一番多様性あるグループ」を目指し、社長や社員自ら新規事業を生み出し、多様な事業展開を行なっています。

株式会社プラスワイズ:新潟県三条市に位置し主にECサイトの運営や海外輸出を行っている会社で創業8年目で年商10億円突破。現在9年目もなお快進撃を続ける、いわゆる”地方急成長ベンチャー”。
https://plusys.co.jp

このプラスワイズ情報局では、会社の理念や文化、そして起業やベンチャー企業への就職を目指す方々へのメッセージをお届けします。

今回は『急成長ベンチャー代表の中川社長に突撃!?起業のリアルに迫る』

「まず働くなら、東京の勢いのあるベンチャー。」
昔は、そういった考えを持っている方も多かったと思います。しかし今では、新潟にも、急成長を遂げる会社はあります。

新潟の急成長ベンチャーの一つとなったプラスワイズ。その創業者・社長である中川勇太の生い立ちをインタビューし、起業のリアルに迫りました。

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中川 勇太
法政大学大学院を終了後、美容関係の商社へ就職。
主にエステサロンの広告へ従事し、Webマーケティングを学ぶ。30歳頃新潟県三条市の家業である株式会社中川商店へ入社。2年後の2012年5月に、ネット通販専業会社の株式会社プラスワイズを創業。
■プラスワイズのキャッチコピー:多様性と事業性のシンクロナイズ
■好きな言葉:やる、やらないで迷ったら、やる!


ベンチャー社長を育てた幼少期の環境とは

━━ご家族が会社経営をしている環境で育った中川さん。幼少期はどのように感じていたのでしょうか。

当時は、親の会社と実家が同じ場所にあったのでとても馴染みが深かったですね。学校に行くときは事業所を経由するので、親の商売は割と身近に感じていました。

━━幼少期の中川社長を象徴するエピソードはありますか?

私は覚えていませんが、当時を知る叔母からは保育園の時に雲梯(うんてい)の練習に付き添ってくれと言い、何度何度落ちても練習を止めなかったようです。トランプで遊んでいて負けると裸足で外に飛び出すようなエピソードもあったとか(笑)。

━━そのエピソードからも中川さんの負けず嫌い、勝負好きといったことが感じられますね。そんな中川さんの学生時代を教えてください。

小学校時代は、よく家で遊んでいてたまに親の仕事の手伝いでホチキスどめをしていた思い出があります。高学年からはやらなくなりましたが(笑)。でもその頃の作文に、「自分の将来の夢は金物屋」と書いていたようです。自然と意識していたのかもしれません。

中高生の頃は、陸上部に所属していて駅伝や5000mのような長距離をやっていました。何故か団体競技は苦手で、基本は個人競技。振り返ればこの頃から職人気質だったのかもしれません。

大学は法政大学の工学部、その中でも経営に関する経営工学科に進学しました。この頃には、すでに将来は経営者になりたいと意識するようになっていましたね。大学時代と言ったら、バイトか読書かという過ごし方をしていて友達から村上春樹の『ノルウェイの森』を借りて読んだ記憶があります。

━━意外と学生時代は一般的な過ごし方ですね。ちなみに法政大学に進学した理由は何ですか?

当時は、ネットも普及していなかったので流行はやはり関東からという意識があり、『絶対に東京に行く!』と考えていました。たださっきの話にもありましたが、漠然と経営系の学びができることは前提になっていました。

━━学生時代に親御さんから仕事を手伝って欲しい、後継についてはお話をされたことはありますか?

親からは全くありませんね。
あまり二人で話もしないので、Uターンするまで父親がどんな事業をしているのかも知りませんでいした。ただ創業者は祖父なのですが、初めての孫で可愛がってもらう存在でした。ということもあり祖父からは昔から「お前は後継になるんだな!」と言われていたので自然と刷り込まれていたかもしれません(笑)。

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家業・中川商店に入社した理由とは

━━大学卒業後、新卒でエステティックサロンの会社に就職した理由は何ですか?

法政大学では大学院まで行ったのですが、周りはSEやコンサル系に就職するのがほとんどの中、私は「商売をやりたい!」という気持ちが再燃してきました。そして海外に行きたい気持ちもあり、海外貿易の会社に興味を持ちました。

その中でも、大手総合商社は就職までの道が厳しいと思っていたので、専門商社に絞り就職活動していました。そこで、エステシステムを中国に輸出している企業に出会い飛び込んだのが始まりです。

━━新卒で入社した会社は今後、経営者になるというキャリアを見据えての選択だったんですか?

いいえ、全くそうではありません。
当時は先のことを考えることはしていませんでした。何かと教科書通りに進んでいくのではなく、自分のやりたいを信じて飛び込んでいきました。この考え方が今の企業文化だったり、採用に対する考え方を作ったんだと思います。

━━その後、どのような経緯でプラスワイズ創業に至ったのでしょうか。

1社目の会社を辞めた後すぐに、学んだ経験を活かして自分でサロンを立ち上げようと思っていました。
立ち上げるにも原資300万円が必要で、、新潟で家業をしている父親に借りようと一度、帰省しました。社長なら持っているんじゃないかなと思いましたね(笑)。

しかし、状況は一転。父親にサロン立ち上げの話をする前に、地方の問屋行の切なさをとうとうと聞かされました。その話からはとてもお金を貸して欲しいといえる状況ではありませんでした。本来の話を言えずに東京に戻り、、その新幹線の中で「ふと新潟に帰って家業を手伝った方が良いのでは」と考え、実際に支える決断をしました。

━━その1日で新潟に戻ることを決意されたのですね。周りからの反対などはなかったでしょうか。

周りの声と言えば、当時は妻と子供2人がいたので、家族に家族と一緒に新潟に戻ってもらうことでしょうか。その時は妻には頭を下げて納得してくれましたが、その時を思うと妻には感謝しかありません。

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新潟Uターン時は奥様とお子様と共に。

中川商店から、プラスワイズ創業に至った理由とは

━━新潟に戻ってからはすぐにプラスワイズ創業ではなく、まずは家業の中川商店に入社されたんですね。

はい。中川商店は農業資材、建築資材の卸業をやっていました。まずは家業の営業から始め、さまざまな業務に携わる中で、「ネット上で自社商品を扱っていて何件かは売れている」ということが分かったんです。前職でWebマーケティングの経験があった私は、実際にサイトを見て「これはもっと売れるようになる!」という確信を得たんです。

そこからは実際にサイトを改良したり、ラインナップを増やしていくとみるみるうちに売り上げが伸び、気づけば月商が300万円を超えていました。それから自信と実績がつき、ECに専念する事にし、その後は別会社として創業する事になりました。

━━その当時に最も大変だったことと、楽しかったことを教えてください。

その当時の生活といえば、商品受注の問い合わせが気になって一日中携帯電話を気にしていましたね。休日家族と外出中にも携帯を触りながら仕事をすることも当たり前でした。平日も仕事が終わって帰宅するのはほとんど家族が寝た後なので一人で夕飯を食べて、一人でお風呂に入って、何回か疲れでお風呂で寝落ちして溺れそうになったこともありました(笑)

その中でも楽しかったことは、初めての社員(女性パート社員)を雇えたことです。以来、社員増員のたびにハローワークへ求人票を出しに行っていたけどそのためにハロワークの門をくぐるのが楽しくなっていました。

━━お一人から始まって今では仲間も増えているプラスワイズ。現在の会社に求める人材は何ですか。

とにかく何がやりたいのか。とにかくセオリー通り・教科書通りの回答ではなく、自分の中にメラメラと燃える情熱とやりたいことに取り組む行動ができているかを重要視しています。先日会った大学生も「漁業に興味があるので大学を休学して漁師を回りながら、自分のやりたい事を追求しています」という人もいました。そういった姿が魅力的に映りますね。

創業後については次回に続く...

(編集後記)
地方ベンチャーを立ち上げ成長させた中川社長の人生は、常に挑戦に満ち溢れていると感じました。これは起業という観点だけではなく、就活生に対しても大きなヒントになるのではないでしょうか。中川社長自身のTikTokでも挑戦を続ける学生に向けて楽しく、学びある発信をしているので下記URLより、フォローしてみてください!
https://vt.tiktok.com/ZSe72GWqn/

今回は、中川社長の創業までのリアルをまとめてきました。次回は、『急成長ベンチャー代表の中川社長に突撃!?起業のリアルに迫る(後半)』というテーマで、実際に創業して成長するまでにどのような経験をしてきたのか、どのような葛藤があったのかを深ぼっていきます。


プラスワイズに興味を持った方へ

今月2/26(土)に中川社長が登壇するオンラインイベントがあります。

プラスワイズ様


「プラスワイズ就活会議 vol.1」
日時:2022年2月26日(土)
時間:13:30~15:00(13:15より入室可能)
会場:Zoom(オンライン)
料金:無料

燕三条の商社から生まれ、様々な事業展開を図り、新潟イチの急成長を遂げてきた実績。今もなお、「燕三条鉄シリーズ」「むじん店舗」など話題の事業に取り組むプラスワイズの真相に迫ります!
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