かば

一般人を装う者の吐露。

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『取って、入れて、出す』

いきなりのこのタイトル。 そうです。江頭2:50さんのおなじみのギャグです。 取って入れたら出さねばならねぇ。 出さなば入れることが出来ぬ。 なかなかいい事言うねぇと思ったので、そのことを少し。 思うに、結局そういう循環がうまくいってる方が健全ですよね。 水も流れるからきれいなわけで。 何を出すかって? そりゃなんでもいいのよ。 涙でも汗でも声でもう〇こでも。 でも、どこかで、 いや、人前で涙なんか出しちゃいけねぇ! みたいなことをヨシとしてしまってね。 感情と行動がバラ

    • 罪悪感と向き合う

      最近やらかしてしまったことがある。 うかつに人を傷つけてしまったのだ。相手のやさしさにあぐらをかき、完全に図に乗ってしまっていた。謝罪しようにも連絡先が分からないし、やってしまった感がずっしりと心にのしかかる。そんなこと言ったってやられた本人の方がつらいだろ!というツッコミも頭の中に沸き立ってくる。もっともなことだ。そのようにして余計暗く落ちていった。 このように人を傷つけたりして後悔し苦しむことはこれまでの人生で多々あった。だからあんまり人とコミュニケーションをとらない

      • そもそも他人は理解できない?

        タイトルの通り、ここ最近他人の事は理解できそうにないと思うに至った。でもそれは単なる諦めや他人との間に壁を置き隔絶し孤立したいということではないし、あくまでも相互理解に努めることは忘れず大切にしていたいのだけれど、やりすぎてもよくないなぁと思っている。今回はそのことについて書いてみようと思う。 先ず人を理解するということは、相手の考えや思いに傾聴しつつ、自分の経験とそこで生じた感情に照らし合わせてようやく『相手もきっとこう思うはずだ』と“自分が思う”ということでしかないと考

        • 充実感のあったころを思う

          先日、自分のうつ体験とうつとは何か考えたことをまとめてみた。 その中で、どうしても自分は憂うつになってしまう、ということを書いたけれど、とはいえ、“充実感”をもって生きていた時期もあった。 今回はその充実感のあった時期をいくつか回顧しながら、それらの共通点は何かを考えつつ、今後の生き方を探ってみようと思う。 ①大学の卒研 大学では電子工学を専攻した。特に理由は無くなんとなく。もう何を学んだかほとんど忘れたけれど、特に、原子や電子など量子と言われる世界に魅了された。そし

        『取って、入れて、出す』

          うつってなんだろう

          僕は適応障害で昨年の3月から休職をしている。 途中、同年11月から12月にかけ一旦は復職したけど結局失敗。なんだかんだで通算1年1か月を過ぎてしまった。現職は3社目で、メンタルダウンしては転職を繰り返しているので、また今回も会社を去ることになるかもしれない。会社既定の休職上限は1年半。あと4,5か月で休職期間が終わるので、その時までに復職のメドが立たなければ自動的に退職になる。 もともと憂うつを抱えた性格だった。遡れるのは保育園に通う頃からだろうか。極めて内向的で、喜びはす

          うつってなんだろう

          非暴力社会は実現可能か

          米アカデミー賞授賞式でウィル・スミスがクリス・ロックを殴りつけた。場所や事情を考慮してもしなくても、これは当たり前だが許されてはならない。なぜなら、いかなる場合でも物理的暴力が認められてしまえば、いわば腕っぷしの強さで何でも支配できてしまうからだ。今回のウィルの気持ちを推し量れば、単に黙れという気持ちの表出だけだろうが、暴力を振るう側の条件によっては相手を肉体的にも精神的にも蹂躙し人権を踏みにじる行為になりうる。だから暴力はいけないということを、建前だとしても飲んで守らなけれ

          非暴力社会は実現可能か