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リフォームは、「聞く力VS話す力」

ヒアリングの能力、提案の能力、
観察力が求められる
リフォームアドバイザー

リフォームに限ったことではないけれど
エンドユーザー相手の仕事ではこの3つ
能力が大変重要です。

ただ、リフォームなど住宅に関係する
仕事は、人の人生においてはかなりの
大きな買い物であること、そして日々の暮らしに密着し、ずーっと暮らしを営む空間として残るので、問題があれば忘れられない恨みや怒りにもなるしまた、
その反対にもなりえるということ
なのです。

100円ショップで購入したものが、
すぐに壊れたり、思った感じと違っても
大きなクレームにはならないし、
翌日には忘れてしまうと思いますが
これが100万円となれば関わる人も増え
多くのコミュニケーションを通じ、
時間もかけるということになります。
従って、そこに色々な問題も発生しやすくなることは容易に想像がつきます。

その為、ヒアリングや問題解決の提案、
経験、観察力などかなり高度なレベルの
能力やスキルが必要
になってきます。
そのことを肝に銘じて取り組む必要があるのです。

エンドユーザーは、自分の暮らしを様々な角度から見直し、
それを言語化して伝えることを
意識して取り組む方が
かなり得する!

思うに、これから住宅業界に身を置く
業者は軽々しく「お任せください」
などど言わない方が良いと思います。

もちろん、これは施工管理や工事の
質のことを言っているのではありません。

自分の暮らし方、生活について
「わからない」というユーザーに対して
は考えてもらうという姿勢で一緒に作る
ということを提案する方が良いという
ことです。

恐らく、ユーザーは自分の暮らしと
リフォームという建築を切り離すことが
出来ず、素人にはわからないからプロに
任せた方がよいと思ってしまうだけで、
暮らしそのものについては、担当者よりもかなり分かっているはずなのだから。


そこを切り離して考えられるように、
整理して進めるということが大切だと
思っています。
少なくとも、プロからの提案として伝え
続ける姿勢を持ち続けていくことが必要だと思っています。

それによって、考えたユーザーは自分で自分の暮らしを見つめ直すことになり、
任せてしまった人に比べると全く違う
人生を送るかもしれないので、ここは
とても重要でプロとしては責任の
ポイントの一つではないかと思う。

考え、言語化する、つまり「話す力」を
もったことでコミュニケーションの効率や精度は大きく上がり参加意識を感じながらリフォームを楽しむことが出来るようになると思う。

リフォームは「聞く力VS話す力」
なのではないだろうか?

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