連続ログインボーナスは絶対にやめて!個人開発ゲームでユーザーを離脱させない方法とは?
◆ はじめに
こんにちは、個人ゲームクリエイターのzeroです。
ゲームにログインするだけで報酬がもらえるゲーム、よくありますよね。
しかし、このログインボーナスの仕組みは、ユーザーにとってデメリットになる場合があります。
今回は、個人開発ゲームにおける連続ログインボーナスの問題点と、それに代わる方法についてお話ししたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
◆ 連続ログインボーナスの仕組みと目的
連続ログインボーナスとは、ゲームに毎日ログインすることで、報酬を得られる仕組みのことです。多くのゲームでは、連続ログイン日数が増えるごとに、報酬も豪華になっていきます。例えば、1日目はコイン100枚、2日目はコイン200枚、3日目はコイン300枚…といった具合です。
連続ログインボーナスの目的は、ユーザーに定期的に遊んでもらうことです。ユーザーがゲームか長く遊んでくれれば、収益も増えるという考え方です。
しかし、この仕組みには大きな落とし穴があります。それは、連続でログインできなかった場合に「ゲームをやめられてしまうポイントになり得る」ということです。
◆ 連続ログインボーナスの問題点
連続ログインボーナスは、一見するとユーザーにメリットを与えているように見えますが、実は逆効果な場合が多いです。なぜなら、連続ログインボーナスはユーザーに強制感を与えてしまうからです。
例えば、あるユーザーが10日間連続でログインしていたとします。その時点での報酬はコイン1000枚だったとしましょう。しかし、11日目に何らかの理由でログインできなかった場合、どうなるでしょうか?
そのユーザーは、コイン1000枚を失っただけでなく、次の日からはまた1日目からやり直さなければなりません。つまり、10日間の努力が水の泡になってしまうのです。
このような場合、ユーザーはどう感じるでしょうか?おそらく、「もうやめよう」と思う人が多いでしょう。せっかく頑張ってきたのに、一度の失敗で全てが台無しになってしまったと感じるからです。
また、「毎日ログインしなければならない」というプレッシャーもストレスになります。ゲームは楽しく遊ぶものであって、義務ではありません。ユーザーが自分のペースで遊べるようにすることが大切です。
個人開発ゲームでは特に、離脱を防ぐことが重要です。個人開発ゲームは大手企業のゲームと比べて、予算や人員が限られています。そのため、広告や口コミなどで新規ユーザーを獲得することが難しいです。
そうなると、既存のユーザーに長く遊んでもらうことが重要になります。しかし、連続ログインボーナスは、ユーザーを離脱させる可能性が高いです。
◆ 連続ログインボーナスに代わる方法
では、連続ログインボーナスに代わる方法は何でしょうか?ここでは、いくつかの例を紹介します。
1.累積ログインボーナス
これは、連続ではなく、累積でログインした日数に応じて報酬を与える仕組みです。例えば、1日目はコイン100枚、2日目はコイン200枚…というように、ログインした日数が増えるごとに報酬が増えます。しかし、途切れてもリセットされません。つまり、10日間ログインした後に1日休んでも、次の日は11日目の報酬がもらえます。これなら、ユーザーは自分の都合に合わせてログインできますし、失敗してもやり直す気力が湧きます。私のゲームも基本的にこちらの方法を採用しています。
2.ランダムログインボーナス
これは、ログインするたびにランダムで報酬を与える仕組みです。例えば、コインやアイテムなどが当たるガチャを回せるとか、スロットマシンで運試しできるとか、そういう感じです。これなら、ユーザーは毎回何がもらえるかわからないというワクワク感がありますし、連続性や強制性もありません。
◆ まとめ
以上が、個人開発ゲームにおける連続ログインボーナスの問題点と、それに代わる方法についてでした。
連続ログインボーナスは、ユーザーに強制感を与えてしまい、離脱の原因になりやすいです。そのため、個人開発ゲームでは避けるべきです。
代わりに、累積ログインボーナスやランダムログインボーナスなどの方法を使ってみましょう。
この記事を参考に、ぜひゲームを作ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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