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推しの悪口とファン離れをインターネットに書き残してはいけない理由と対処法

皆さんは、SNSやブログに推しアーティストについて、どれくらい書いていますか。このnoteでも、他のSNSや動画サイトでも、推しアーティストの好きなところを載せる人がたくさんいるでしょう。

ブリがたくさんの推しアーティストたちについて、インターネット上で調べていると、さまざまなファンのブログを見つけます。ためになる情報が集まって、アーティストへの理解が深まります。
ところが、なかには推しアーティストの音楽活動に対する不満や悪口をつづった記事を見かけました。他に、個人的事情があって、推しアーティストのファンをやめる心境と決意を述べた記事を読んだことがあります。

ブリは、感情を吐き出すことは悪くないと思います。しかし、不特定多数が見るインターネット上でこのような内容を公開することは、慎重に考えたほうが良いと思います。間違えると、あなたの残した記事が、一生の恥ずかしい記録になります。

この記事では、インターネット上で推しアーティストの悪口、「ファンをやめる」宣言を、SNSやブログに書かないほうが良い理由を3つにまとめました。ブリの体験を交えて、書いていきます。そして、悪口を残さない対処方法もまとめました。


×他ファンからの心証を悪くする

悪口で、他のアーティストのファンから、アーティストのイメージを悪くすることになります。「ファンをやめる」宣言で、アーティストについていくことが苦しい印象を与えてしまいます。周りの音楽ファンに、悪影響をおよぼすのです。
インターネット検索で、アーティストのことを調べると、ファンの想いをつづったSNSやブログを見つけます。もちろん、このnote記事も検索対象です。
アーティストを知った新たなファンが、悪口の記事を見つけて、アーティストの興味を下げることになります。アーティストが好きな気持ちに対して、新たなファンは罪悪感を抱えてしまいます。ファンの態度が良くないと思われて、アーティストを避けることになります。アーティストにとって、ファンにとっても、良いことにつながりません。

「ファンをやめる」宣言をしてから、SNSやブログ記事を放置することはよろしくありません。SNSやブログを二度と更新しないなら、SNSとブログのアカウントを削除することをおすすめします。放置したアカウントが第三者から乗っ取られたり、ブログのコメント欄に怪しいスパムと荒らしコメントがたまります。後のファンのためにも、不安を一切残さないために、きれいに掃除しましょう。


×承認欲求のための無駄な行為

ブリは、高校時代の同級生と音楽話をしていました。同級生はブリと同じ推しバンドで盛り上がっていました。ある日、推しバンドのメンバーが脱退する出来事がありました。その出来事から数日後、同級生はブリに「メンバー脱退でつまらなくなった。推しバンドから離れたい。前から好きな別バンドへ行かせてほしい」と、言いました。同級生は、推しバンドに戻らずに、別バンドのファンに染まっていきました。ブリは推しバンドのファンを続けました。
ブリは、好きなアーティストに飽きたり、離れたりすることは自然だと思います。ブリも何回も飽きたり、離れたりしてきました。ただ、飽きたり、離れたりするたびに周りの人間に話していません。わざわざ話す必要がないからです。なぜなら、周りに話しても、無駄な行動だからです。周りの人間は「時間を割いて、共感を求めないでほしい」と、返すと思います。周りから見て、「かまってほしい」「面倒な人」という行動に見えるからです。

アーティストに対する悲しい気持ちを周りの人間に打ち明けることは、心の浄化作用があります。しかし、アーティストの活動事情が原因で、ファンをやめることを周りに話すのは、無駄な行為です。口頭でも、インターネット上でも、よろしくありません。SNSで話しても、周りの人間は「面倒な人」だと思われます。SNS上で、ファンのコミュニティーから抜けたいと宣言することは、そもそも強制ではありません。申し訳ないと思ったら、限られた親しいファンだけに伝えてください。多くのファンに宣言しなくていいです。

「ファンをやめたい」と言葉にしなくていいです。心の中で、飽きたり、離れたいと思ったら、自分の気持ちのなかで区切りをつけてください。音楽をしばらく聞かないでください。もしも、気持ちがあふれてきたら、誰も見られていない場所で、思っていることを紙に書いてください。気がすむまで書いたら、紙を破って、捨ててください。


×アーカイブに永久記録決定

この記事で最も伝えたいことはこれです。あなたの残したSNSやブログは、インターネット上のアーカイブに記録されます。あなたの否応なしに自動で記録されるのです。アーカイブの自動記録プログラムが、世界中のサイトを回り、記録されています。

Wayback Machine(ウェイバック・マシン)
アメリカの非営利団体が運営する、インターネットアーカイブサイト。
2001年から8000億以上のサイトを記録している。

アメリカの非営利団体が運営する、「WayBack Machine」(ウェイバック・マシン)なる、有名なインターネットのアーカイブサイトがあります。これで、インターネットの歴史をのぞくことができます。このアーカイブサイトは、たとえSNSやブログがサービス終了して閲覧不可能になっても、サービス終了前にさかのぼって閲覧できるのです。あなたのSNSやブログのアカウントを削除しても、サイトがサービス終了しても、記事の完全削除ができないのです。一時の感情をこめた記事を一生残すことになるのです。
note記事を書く方々はご安心ください。書籍化されると困る願いから、note記事はアーカイブに一切記録しない方針です。

実は、ブリの高校時代に書いたブログが、アーカイブに記録されていることに気づきました。個人的な思いをつづった、過去の日記を残したくないので、アーカイブサイトにメールで削除依頼しました。削除完了まで長くかかりました。
このアーカイブサイトは、メールを通して、サイト運営者に削除依頼を行うことができますが、非常に面倒くさい手順を踏まないと、完全に削除できないのです。状況によって、メールを2、3通送ることになり、時間を取られます。
もし、自分のSNSやブログが、アーカイブに記録されていることに気づいて、削除したい方は、削除依頼の手順をまとめたサイトを紹介します。
手順を説明すると長いので、以下のリンクからどうぞ。

『WayBack Machineから黒歴史をメール1通で削除する手順書』

wpo調査報告書

このサイトは、決してあなたの個人情報に悪意を持って、のぞきません。プログラムが偶然、あなたの記事を記録してしまったのです。あなたの恥ずかしい、推しアーティストの悪口やファン離れ話を一生残すハメになって、削除依頼に時間と手間をかけることになります。投稿は慎重に行いましょう。


×まとめると勢いで書いたら一生の後悔

以上、インターネット上に、推しアーティストの悪口やファン離れ話を絶対に書いてはいけない理由と、その対処をまとめました。
現実でも、インターネット上でも、言葉は一生の傷や恥になってしまいます。後の新しいファンが、悪口を見つけて、アーティストへの関心が下がってしまうのです。不特定多数が見るインターネットで、絶対に書かないほうがいいです。第三者が記録した、悪口とファン離れ宣言を残される不安に一生苦しみます。

皆さんはもし、推しアーティストに対して、悪口やファン離れをしたい時、自分の心のなかで、感情を鎮火してください。思っていることを公に出さずに、紙やメモのアプリに気がすむまで書いて、破って捨て、メモを消してください。
絶対に感情の勢いで、書き残してはいけません。SNSやブログを作る時は、言葉に責任を持って、投稿してください。あなたの感情論をインターネット上に預けてはいけません。

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