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恋愛 英語クラスの物語#1052: 「あの頃の私は、幸せをお金で買っていただけ」

今回は「あの頃の私は、幸せをお金で買っていただけ」を英語で言ったらどうなるかについて取り上げます。

今回の一発表現:

At that time, I could only buy happiness with money.

で如何ですか? ここに「could」が入っているところが意味深です。 それはともかく...こちら、映画「東京難民」のなかで女主人公が最後の会話で言うセリフです。 この映画、なかなかいい映画でした。 ドライなPlot 47から見ると、この彼女育ちが良い為に少し世間に対する考えが甘く、最後にこのことに気づき思わず言ってしまったセリフかもしれません。

今回の使い方: おちぶれた元ホストと昔彼にお金を使いすぎて破産した元お客が町中で再会

元ホスト: 今の僕は、あなたを見ているだけで幸せです。

元お客: At that time, I could only buy happiness with money. 
    (あの時の私は、あの頃の私は、幸せをお金で買っていただけ)

このまま、お付き合いを再開しハッピーエンドに行くかと思いきや、最後に抱きしめあい2人は連絡先も聞かず別れるのでした... 現実は、厳しい。 著者的には、仲の良い時代に戻りたいと2人は考えていたとも思うのですが、やはり現在と過去の思い出を比べると辛すぎるんでしょね~

基本、どんな人でも大金を支払う立場、受け取る立場一度扱ってしまうと、低賃金で働いたり、収入の殆どを借金の返済に充てるような生活はつらい、もしくは屈辱ですらあると思います。  

そういう思いを抱えた2人は、プライドがお互い好きでも元にはもどれなかったんだと思います。

なお、今回の物語は映画「東京難民」とは関係ない展開となっていますのであしからず。

「東京難民」は、現代を映し出したいい映画だと思います。

今考えるに、この「難民」は物理的な「難民」もあるかもしれませんが精神的な「難民」をも意味しているのかも知れません。

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