『自転車を漕ぎながら右左』
眺めてばかりいられない
ブレーキをかけて足をつく
人も信号も話し声も音も聞こえない
漕ぎ始めると視線が気になる
挨拶一つで景色が虹色に変わる
やはりあの時出会った人
昼間だから不思議に見えたのだろう
何も悪いことはしてないのに
いまは火曜日の午後3時
止まるたびに右左
真っ直ぐに漕いで
そそくさと普段の日常
右を見て左を見て
何を感じているのか
時計がカチカチと音を立てて
何もなかったかのように
ランナーが横を通り過ぎていく
あっという間に...
今日が終わる
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