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『昨日の名残もの』

濡れた服

外干しして

風が吹けば乾くもの


濡れた心

隠そうとして

わざと明るく振る舞う


誰彼無しに開けない


何も無かったように


乾かし方もわからずに


部屋干しを繰り返す


雫がぽたぽたと


床に零れ落ちているのも


露知らずに


本心で


分かりきっている


行ったきり


あてもなく

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