『忘れられない愛称』
ぺんぺん草
頭から離れない
呼び名がぺんぺん
春の七草の一つ
今は夏から秋へと
来年の春まで会えない
お尻をぺんぺんされた
トラウマになっていて
頭から離れなくない
近くの野山に採りに
ぺんぺんって誰が名付けた
とんとんでもかんかんでも
りんりんでも良かった
愛称に心を込めて声にして
結びつくものを想い
今も残る微かな記憶
悪戯ばかりの日々
ぺんぺん草が可哀想に見えて
大人の自分が子供の自分を
今更ながら可愛がる
ただの草なのに
忘れられない草
野山が恋しく
お尻をさする
「まだ痛む?」
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