「所詮、人間だから」
雨降りの日に思うこと。
今の私は、静かに思いを認めることが多くなってきた。
音も映像も入ってこない環境下で、その時に感じていること、
考えていること、様々なものことに思いを馳せてみる。
詩人でも小説家でも随筆家でも、何者でもないのだけれど、
いつもよりも、色々なことが思い浮かぶ日になる。
過去の私は、濡れない場所に車で出掛けて汗を流していた。
打ち込むものがあったから、体を動かすことが好きだったから、
余計なことは一切考えないで、集中して鍛練に勤しんでいた。
ただ単純に、無雑作に年を重ねただけなのだろうか。
時代も取り巻く環境も、すっかり変わってしまったと言う、
言い訳を何度も繰り返しているだけ。
反省もするし、後悔もする、人間だから。
前向きになろうとして、気付いたら後退りをしている。
長い時間、一人で同じ空間にいると、飽きてくるもの。
今日も落ち着かない自分を、何とか落ち着かせようとしていた。
牛や馬に「どうどう」って、言って宥めるようにしていた。
昔からお腹が空くと、機嫌が悪くなる。
根が動物なのだろうって言うか、本能の赴くままに生きているのか。
雨降りの日には、特別な心模様が作用する。
耳を傾けると、聞こえてくる。
心の音というものが。
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