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「ヘブンなのか」

初夢は自身のいびきの中に消えてしまった。

何度もいびきで起きた記憶が残っている。

朝から散歩に向かい午後から車を走らせて

ラーメンを食べに行き映画を観に行って、

ゲームをして温泉とサウナに入った。

行動レベルを上げようとフルフルに動き回った。

未だ動けるうちは行動に移そうと

しゃかりきになりすぎかも知れない。

生き急いでいる?そうかも知れない。

車にガソリンを補給するようにエネルギーを

口から目から体全体から注ぎ込む。

そしてまた走る、ひたすら走る。

今日は比較的ゆっくりと過ごしているのだろう。

お日様が洗濯物を乾かすのを見届けてから

出掛ける準備をして外に出た。

いつものように、予定は未定で特別何をする

何がしたいってことはなく、

世の中の動きを確かめるために動いている気がする。

果たして社会生活が出来ているのだろうか、

人々との交流の中で適応しているのだろうか、

半分眠い目を擦りながら電車に揺られて

目的地まで向かう。

揺られる度に気持ちも揺れ動く様が

中から伝わってくる。

こうしよう、ああしようと、頭も動いて

とにかく動くように指示を出される。

冷たいもの、温かいもの、一緒くたに口に放り込み、

美味しいのか美味しくないのか、問い掛けてみる。

それはまるでヘブンにいるかのような

錯覚を覚えた。

すぐそばに心地良いそよ風が今吹いている。

目を覚ますように持ち掛けられて、

また浅い眠りにつく。


急に一択を迫られると、夢から覚めて

現実へと引き戻されてしまった。


まるでヘブンにいるかのように



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