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『馬鹿笑いした日のこと』

馬鹿な話で笑い転げる

あり得ない話

夢のような生活に恋焦がれ

笑っている時間がとても幸せ

元気にしている姿が想像でしかない

それでも声に張りがありホッとする

何年も前から知っている

そんな錯覚さえ覚え

寒い風が吹く中、ずっと話をしていた

たわいもない話を繰り返し

馬鹿笑いして延々と時を過ごす

アルコールを一滴も飲んでいないのに

半ば気分は上々、ハイテンション

馬鹿笑いが海面に跳ね返って木霊する

まぁまぁ元気になれれば良いのかな

100%の元気は、来年に持ち越しだけど

それで良いと思えた刹那


黒い海の中に、白い波飛沫が見え

テトラに当たって砕けて飛び散った

馬鹿笑いした声が静かになり

また、歩き出した

夜空に輝く星を見上げて


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