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「いつになく真剣な眼差し」

気付いたら、必死で生きていた。


捨てる神あれば拾う神ありとは、よく言ったものだ。

簡単に捨てられて、誰も拾ってくれないだろうと、

諦めるとその通りになってしまう。

でも、無我夢中でアピールし続けると自ずと伝わって、

周りは動いてくれるもの。

必死になった分、エネルギーは消耗して腹も減るが、

それが一番良いみたい。

当たり前のことかも知れないが、歳を取り頑なになっていくと、

なかなか簡単には出来なくなってしまう。


今まで、必死じゃなかったのだろうか。

中途半端な、半ば余裕がある、頑張りだったのかも知れない。


好きなことにのめり込む、青春のようなもの。


四六時中持続するのは難しいにしても、沸々と燃え上がり、

近寄り難いぐらい熱くなるもの、

あかあかと内燃し、

外に向かって、けたたましい音を立てて前へ進むもの、

自分の中で、目立つこと無く、ずっと養っていきたい。



やっぱ色は、赤がいいかなぁ。


個人的には青や黄色も、好きなんだけど…



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