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統合医療講座 1年の振り返り

大学院での統合医療講座1年目があっという間に終わり、各科目のことを書こう、書こうと思いつつ、進まないということで、1年目の教科の印象に残ったこと・感想をいっぺんに書きます。>雑い。

1年前期

統合医療総論

いろんな先生が自分の分野について教えてくれました。
ホリスティック医学、歯科領域の統合医療、幸せの統合医療、プラセンタ療法、たんぱく質の音楽、アガスティアの葉などなど。
印象に残ったのはホリスティック医学を教えに来てくれた「降矢英成先生」と、アガスティアの葉。
降矢先生は他の授業にもいらしてくれ、またご自身でも多彩な講座を開催されていて、目が離せません。>面白い先生です。
アガスティアの葉は、講義で取り上げられなかったら知ることはなかったと思う。

健康食品(サプリメント)

統合医療学講座の特任教授でもある蒲原聖可先生の講義です。
もー、エビデンス盛りだくさん、お腹いっぱいな感じですw
コロナを機にオーソモレキュラーに興味を持ったりしたので、サプリメントの講義もすごく興味を持って聞けました。
薬同様サプリメントも不自然なものだから摂らないという方もいますが、私自身は食事に全く自信がないので、サプリメントで補っております。
最終的には食事から摂取できるようになるといいですが、しばらくはサプリメントのサポートで元気にやっていきたいと思います。

東洋医学

東京医科歯科大学の別府正志先生が担当。
別府先生、多分、研修医時代に講義を聞いたような気がする>遠い目。
東洋医学は基礎から学びたいと思っていましたが、15コマは短すぎる。
この倍くらい講義があっても良かったなーと思います。
個人的にはもう一度ゆっくり時間をかけて学び直したい科目です。

アーユルヴェーダ

上馬塲和夫先生がメインで、ヨガの先生などもいらっしゃいました。
アーユルヴェーダってヨガすること?くらいの認識でしたが、アーユルヴェーダは生命の科学を意味するとあって、守備範囲は医学に留まらない。
アーユルヴェーダの健康の定義の中に
「心、五感、魂が至福に満ちている」というのがあって、病気の治療ではなく、生き方だなーと改めて思いました。

カイロプラクティック

こちらは複数の先生が教えに来てくれました。
中でも哲学をしっかり持っている竹谷内伸佳先生がとても印象に残っています。
カイロプラクティックでは実技をする機会はなく、最後に先生がデモをしてくれました。
自分ではやろうと思わないけれど、腰痛のある人とかには選択肢の一つとしてお勧めしたい。

三井式温熱療法

温熱療法にもいろいろあるんだなーということを初めて知る。
以前、海水温熱療法というのを受けたことがあるけれど、三井式温熱療法では、ヘアアイロンみたいな温熱機器を使うので、セラピーをしてもらうこともできるし、セルフケアもできます。
授業が金曜の2コマ目にあったこともあり、1週間の疲れが癒されました。
温熱機器とマット買いましたw
岩間功先生のソフトな教え方と、時々来られる高木会長のエネルギーがいい塩梅。

波動・エネルギー療法

1年目の授業で最もインパクトがあり、すっかり魅了された授業です。
メインで担当された根本泰行先生が、理論的に、そして自分の仮説やわからないことを伝えてくれたこと、そして多分コロナを通じて西洋医学だけなく、科学に対する疑問などが生まれていたこともあり、この講義の話はおおむね腑に落ちた感じがします。
そんなこんなで、自分自身が実践したいことの暫定第1位が、こちらですw
こちらは大学院の講義だけでなく、どんどん深めていきます。

エドガー・ケイシー療法

日本エドガーケイシーセンターの光田秀先生が教えてくれます。
とにかくケイシーのことを好きになってほしいという熱い思いが毎回伝わってきて、ケイシーの素晴らしさはもちろん、光田先生のお人柄、人格が素晴らしい。
ケイシーがリーディングで語った病気と治療の話なので、怪しいと思うのが普通かもしれませんが、当時はよくわからなかったことも今は解明されていることもあり、そこを明確に教えてくれます。

1年後期

食事療法

こちらも蒲原聖可先生がメインで担当されましたが、いろんな食事療法の先生がいらっしゃいました。
食養生、マクロビオティック、糖質制限食、時間栄養学、ファスティング、自然農法などなど。>残念ながら薬膳担当の先生が体調不良で講義がありませんでした。
いろいろな考え方に触れ、思ったのは、食事療法こそ個人差が大きい!!ということです。
ファスティングも向く人と向かない人がいる。
私自身、大学院が始まったのと同じ頃にケトジェニックを始めたんですが、私自身にはすごくフィットしましたが、体調崩す人もいるんですよね。
その意味で、個人に合わせた食事を指導をできる人はすごいなーと思います。
私は、マクロビオティックに興味を持ったので、もう少しこちらの学びを深めます!!

オーソモレキュラー栄養医学

コロナが流行りだした時に、何か予防法はないかと探していた頃、オーソモレキュラーに出会い、大学院に入る前の年にはオーソモレキュラー栄養学の医師向け講座も受講しておりました。
その意味では、新しい知識というのはあまりなかったかもしれません。
しかし、講座を担当された柳澤厚生先生が本当に医師としてだけでなく、人間として素晴らしい方で、勇気づけられました。
そしてこの講義では最終回でビジネスモデルについて発表する課題が出され、改めて自分が今後やっていきたいことが明確になりました。>これについてはまた別に書きたいと思います。

鍼灸・マッサージ

鍼灸の教育に永く関わっていらっしゃる佐々木和郎先生。
受講生の多くは鍼灸を体験しているようで。
私は鍼もお灸も見たこともやったこともなかったので、すごく興味深かった。
鍼は自分でやる分には資格とか要らないのですね。
パイオネックスなるものも初めて知りました。>ドラッグストアで購入できます。
前期の東洋医学に続き、ちょっと消化不良です。

オステオパシー

前期のエドガー・ケイシー療法でも何度か出てきたオステオパシー。
正直受ける前は、カイロプラクティックと何が違うの?という感じでした。
担当された小嶋智先生は、オステオパシーの前にカイロプラクティックも学ばれており、とにかく好奇心が強い先生!
いろんな質問に答えてくれ、またオステオパシーの現状についても色々教えてくれました。
オステオパシーの原理
①人体は1つのユニットである
⓶機能と構造は互いに関連しあう
③人体は自然治癒力、自己管理能力を持つ
④オステオパシー治療には上記の3つの原理が働いていなければならない
いやー、本当に人体は1つのユニットというのを痛感する講義でした。
私の中でボディワークではオステオパシーが1番の印象です。>近いうちに実際に体験しようと思います。

アロマセラピー

15年以上前にアロマテラピー検定1級を受け、今も個人的に楽しんでいるアロマセラピー。
しかし、15年も経っていると、気を付けなくちゃいけないこととか忘れてる!
本当に良いタイミングで受講できたなと思う。
講義で特に良かったのは、植物の生化学やラベル・添付文書、そして成分分析表について学べたこと。
そして検定受験の時は独学だったので、アロマのハンドクリームやフットマッサージの実習を受けられたのが良かった。
今までハンドクリームは購入していたけれど、今後は自作になるなーと思う。

アントロポゾフィー医学

シュタイナーは知っていましたが、彼は教育に留まらずいろんなことについて語っているのですねー。
この講義のメインストリームではないですが、一番驚いたのはWeleda(ヴェレダ)がこのアントロポゾフィー医学のための製薬会社ということ。
Weledaは出産後に知って、オイルとかクリームを使っていたなー。

シュタイナーが哲学者だったこともあり、根底に流れるものの奥深さを感じました。
「人生に起こることはすべて叡智に満ちた『愛』の必然により形作られ、その道程は生死を超えて継続していく」
このような哲学から、今生だけでなく、魂の行く先について考えるなど参考になること盛りだくさんでした。
もちろん体系だった治療も素晴らしい!!

サイモントン療法

「病気はメッセンジャーである」
改めて、そうだよなーと思いました。
サイモントン療法と言えばイメージ療法って勝手に思い込んでいましたが、マインドフルネスやビリーフワークなど健康な人にとっても意義のあるセラピーだなーと思いました。
講師の川畑伸子先生は、もとはサイモントン療法の通訳をされていたという異色の経歴。
チャーミングな先生です。

音楽療法

音楽療法の授業は、なんと!!半分で強制終了してしまいました。
いろんな意味で残念な講義でした。
来年は違う先生が担当されるのではないかと思います。

ですが、急遽ピンチヒッターでいらした鈴木琴栄先生は、とっても素敵な先生でした。
音楽療法を教える先生であり、ジャズミュージシャン。
授業でも美声を聞かせてくれました。
鈴木先生のお話をもっと聞きたかった。


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