ning(ねい)
好きな詩の記事集めました
月をテーマに綴りました
母の脳梗塞からの認知症の在宅介護のこと 時々父のこと
考えさせられるエッセイ留めてゆきます。
香りのないシャンプーで 今日の汗を流して 窓を開けたバスルームには 秋の香り いつもの湯船に浸かりながらのビールも 今日はいらない 雨は 花の色にも香りにも 少しだけ…
月のひかりと 共に降りたち 未知の言葉に こゝろ奪われ むねの痛みは 嘘に言い換え いざよう想い 夜に沈む 今宵天より 徳が舞い降り 月抱く夢 未だ途中 それでも…
自分の影を月に見る それが今夜は映らずに 私の影はどこへゆく 存在証明見えぬ夜 今宵日影にならず見る あなたの蒼さ瑠璃の色 冷たく見えるその色で 互いにさみし近くて…
ふたりの為のお立ち台 地上に下りて尚 見晴らしよく 軽やか温か なぜか輝いてみえた だれがとまっても いいはずの止まり木 次は下りてみようか いや下りないな そこは私…
秋の庭の手入れ いつの間にか根を下ろし 咲かせた花を想ってみました アシンメトリー ハートのカタチ ただそれだけと 片思い ふたりの想いを 波に準え 恋の悩みと 諦…
それが無くなるのは 昨日まで乗り降りしていた 駅がなくなること その周りの町までもが なくなってしまうよう 日々仕事に生活に追われ 走り続けて でも少しだけ 立ち停ま…
キミが私を想う気持ちを わからず負に取る僕がいる 私は振るより振られる方 浮気もするよりされる方 いつか話した私にキミは 気づいたみたいに目をそらす キミの気配が…
あ あなたへの か 片思いだけ さ 更さらに増し た 立たちすくみ な 嘆なげく私に…
あ 雨ひかり い 未だ褪せない う 美しさ え 延々と降る お 終りない時 …
秋への道の 足元を 照らし導く 曼珠沙華 行き着く先は 去年とは 違う景色の 明るさを 言葉の原動力は 人への想い 会った事もない先人たちの 夢の変化 会えなくても今を生…
母の声だけ聞く夜は 何処からともなく線香の 涼風網戸思い出と 共にすり抜け 肩にのる 闇を抜け 昴輝く 夜半の秋 月を待つ 蟲の鳴き声 夜半の秋 今日は庭の手入れ 先住…
クーラーの室外機の音 閉め切る窓の中の部屋 そこからは 八日目蝉の最期の声 そんな命の音も 初めからなかったかのよう 声も失い 地に戻る蝉の亡き骸の こゝろ残り 曼珠沙…
夏は過ぎゆく 嫌われて 短かな秋に 待ち焦がれ また春恋し 冬がくる 好きな夏 梅雨明けを 今か今かと待ち続け あっという間に 過ぎるもの せつない恋も含めて そうだっ…
「固執」 キミがいう言葉 いま目の前景色 夢幻は肯定出来て 写実は否定される 制御出来ない鼓動 何かしら働く思考 好きも嫌いも 解らないと思えば 深く高くと 迷い続ける…
私がフォローさせて頂いている hanautaさまの記事 「足跡」 作中の一首に 下の句を繋げてみました (オリジナルの首に繋げること快諾して頂きました) それでは… hanaitaさま……
海を臨む拝殿 人は弱く 母なる海に 尽きる命も 仮想空間であるなら 夢から覚める覚悟だけで スイッチを切る勇気だけで 充分なのに 現実は残酷だ 祈る心は どこまでも 裏…
2024年10月19日 22:15
香りのないシャンプーで今日の汗を流して窓を開けたバスルームには秋の香りいつもの湯船に浸かりながらのビールも今日はいらない雨は花の色にも香りにも少しだけ力を貸して至らない私のいのちを繋いでくれているみたいだ人がいるから変わってしまうものと人がいないから変わってしまうもの窓際に置いた扇風機の羽根が香りを纏った風に押されるもう仕舞いの準備
2024年10月19日 07:00
月のひかりと 共に降りたち未知の言葉に こゝろ奪われむねの痛みは 嘘に言い換えいざよう想い 夜に沈む今宵天より 徳が舞い降り月抱く夢 未だ途中それでも明日も 今をそのまま不器用にでも 生きてゆけたらためらいばかりの今日をまた生きそれだけを糧に今日をまた生き
2024年10月17日 22:25
自分の影を月に見るそれが今夜は映らずに私の影はどこへゆく存在証明見えぬ夜今宵日影にならず見るあなたの蒼さ瑠璃の色冷たく見えるその色で互いにさみし近くても満月は綺麗なのですが地球の影が映っている月の方が少し安心感があったりします自分の姿が映らない鏡のようで…例え最も近づいた距離であっても…35万7400㎞
2024年10月16日 05:45
ふたりの為のお立ち台地上に下りて尚見晴らしよく軽やか温かなぜか輝いてみえただれがとまってもいいはずの止まり木次は下りてみようかいや下りないなそこは私の場所ではないとわかっているからあぁ空が高い夏も終わりですね
2024年10月14日 17:24
秋の庭の手入れいつの間にか根を下ろし咲かせた花を想ってみましたアシンメトリー ハートのカタチただそれだけと 片思いふたりの想いを 波に準え恋の悩みと 諦める自然を愛する ふたりのあり方その意味を知る 花のカタチに秋海棠の花言葉片思い恋の悩み自然を愛する人への想い方互いに健やかな時も病める時もシンメトリーになることなど無いと分かっているのにそこを求め
2024年10月13日 02:06
それが無くなるのは昨日まで乗り降りしていた駅がなくなることその周りの町までもがなくなってしまうよう日々仕事に生活に追われ走り続けてでも少しだけ立ち停まって様々な人たちの残した感情が織り込まれた言葉をあつめて同調して既に歪なそして変わらないこゝろのかたちにそっとあうそんな場所のひとつ確かにそうだった少し前Xに投稿した綴りごと前とは別のひとつのターミナ
2024年10月8日 05:14
キミが私を想う気持ちをわからず負に取る僕がいる私は振るより振られる方浮気もするよりされる方いつか話した私にキミは気づいたみたいに目をそらすキミの気配が消えた部屋出る夜明けの空に月探す残るひかりを未練と名づけなのに消えゆく西のそら記憶思考の脳内整理夢で繋がり知る事実僕を悩ます記憶の滲みは明日もこゝろに残る傷様々な記憶と思考回路が断片を繋ぎ合わせる夢そし
2024年10月6日 16:06
あ あなたへの か 片思いだけ さ 更さらに増し た 立たちすくみ な 嘆なげく私に は 春遠く ま 増す感情 や やり場なく今 ら 来世で逢えたら う 歌うたい く 苦しまぎれの す 素直さは
2024年10月4日 07:03
あ 雨ひかり い 未だ褪せない う 美しさ え 延々と降る お 終りない時 か 固く閉ざした き 希少の気持ち く 苦渋の判断 け 決意揺らいで こ 孤独また来る さ 去る日々も し 知らずの日々も
2024年9月30日 23:22
秋への道の足元を照らし導く曼珠沙華行き着く先は去年とは違う景色の明るさを言葉の原動力は人への想い会った事もない先人たちの夢の変化会えなくても今を生きる人たちの震えるこゝろ変わってほしくない大切なもの私が自ら私に近づけばきっとあなたに近づくそう思ってみようかな雨の記憶と真夏の余韻秋の予感に人迷う灰色の空僕は迷う君の後ろ姿見えた気がして
2024年9月28日 22:15
母の声だけ聞く夜は何処からともなく線香の涼風網戸思い出と共にすり抜け肩にのる闇を抜け昴輝く夜半の秋月を待つ蟲の鳴き声夜半の秋今日は庭の手入れ先住の蟲たちも居心地わるそう数年前は母が見ていてくれてよく自分の弟と間違えて私を呼んでいたあの時の香取線香の匂いは秋の涼風が吹くと香ってくる気がしてテレビがなかった子どもの頃静かに母との会話だけがあったそんな夜
2024年9月27日 20:16
クーラーの室外機の音閉め切る窓の中の部屋そこからは八日目蝉の最期の声そんな命の音も初めからなかったかのよう声も失い地に戻る蝉の亡き骸のこゝろ残り曼珠沙華はそんなふうに私に映るのです最後の蝉は鳴かずその色燃やし尽くして秋に逝くかたちあしあと残さず消えて時の記憶を人に映つおはよねさまよろしくお願いします
2024年9月23日 18:11
夏は過ぎゆく嫌われて短かな秋に待ち焦がれまた春恋し冬がくる好きな夏梅雨明けを今か今かと待ち続けあっという間に過ぎるものせつない恋も含めてそうだったのかも知りたいときにみみ遠く知るべきことにみみ塞ぐそんな私がここにいるその時々を愛し素直に認め順応出来たならひとりずきの散歩行き止まりの堤防の先蔦の絡まる古びた鉄橋がある様々な想いに区切りを
2024年9月22日 16:22
「固執」キミがいう言葉いま目の前景色夢幻は肯定出来て写実は否定される制御出来ない鼓動何かしら働く思考好きも嫌いも解らないと思えば深く高くと迷い続ける2022年9月別blogにて一部推敲久しぶりの雨で地面もこゝろも濡れて少しよくなったみたいだもう少しあと少しもうすぐだ
2024年9月21日 23:16
私がフォローさせて頂いているhanautaさまの記事「足跡」作中の一首に下の句を繋げてみました(オリジナルの首に繋げること快諾して頂きました)それでは…hanaitaさま…コメント時から推敲しています…ありがとうございます
2024年9月21日 09:44
海を臨む拝殿人は弱く母なる海に尽きる命も仮想空間であるなら夢から覚める覚悟だけでスイッチを切る勇気だけで充分なのに現実は残酷だ祈る心はどこまでも裏切り妬む言葉なく海へ空へとのぼりゆくやまとびとのありしすがたよ いつもここで光る海の様々な模様を見ながら自分の想いのあり方こころの置き場所考えてそしてどうかどうかと…… 祈っ