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研究授業好き嫌い

 人前で授業をするのが好きだとか嫌いだとかいう人がいるが、僕は結構好きだ。

 市の教育委員会、県の教育委員会、大学の教授、文部科学省の視学官の方々などいろんな人の前で授業をしたことがある。

 その度に意見をいただいて、参考になったりならなかったりするものの、自分のレベルアップになっているのを感じたことが多かった。


 ただ準備がなかなか大変で、指導案なるものを作らなければならない。

 普段思っていることを書けばよいだけなのだが、それを文字にしたときにいろいろ訂正が入ったりするのがなかなかに面倒である。



 指導案を書くためには(完成させるためには)、それなりの時間が必要なので、数週間前から準備が必要なことがある。

 先の研究発表のためであれば、かなり先の見通しを立てて、1〜2ヶ月後の授業のことを書かなければならないので大変だ。

 そしてその準備期間のせいで、いつも以上に張り切ったり、準備に時間をたっぷりかけることができてしまう。

 僕はそんな特別に時間の使い方をした研究授業があまり好きではない、むしろ嫌いだ。

 いつも通りの準備時間で、いつも通りの授業を、少し緊張しながらしたらいいじゃないかと思う。

 結局いっぱい準備をした、すごくスペシャルな授業の事後協議なんて、何を口出ししたらいいのかわからないし、仮に自分が言われた側だとして、反省するべきポイントがわからなくなってしまうのではないかと思う。

 


 あと、研究授業をみるのであれば、同じ先生のを2回みたいなと思う。

 せっかく指導案を作っているのであれば、単元のスタートとゴールの2回を見れたら、めあて通りに進んでいるかどうかをみんなで見れるのになと思う。



 今日のはいい刺激になった。

 いいものを見たおかげだ。

 thank you 🙃

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