化け物を創っているのは誰なのか？

自分の中にしか力はないのに、
その力を他の誰かに与えてしまっているのは
誰なのでしょうか？

自分勝手に都合よく、
相手を持ち上げたり、
急に引き釣り降ろしているのは
誰なのでしょうか？

そう捉えると、
化け物や悪魔はどっちなのか、
わからなくなってきますね。

力とは、内側に求めるものです。
外側に求めると、それは争い、戦い、
時に殺し合うことになります。

今、
外に与えていた力を取り戻す時です。

与えていたのは、自分自身だったことに
氣づく時が来ました。

相手も自分と同じ
ただの人間であることを
思い出す時が来たのです。

化け物でも、悪魔でもない。
ただの人間だったなのです。

相手にあなたをどうこうする
力を与えていたのは、
あなた自身なのですから。

化け物を創り出していたのは、
あなたであり、わたしです。

自分の力を取り戻した時、
世界は反転します。

そのとき、化け物や悪魔は消え、
ただの人間に戻れます。

両方が存在させ合っていただけ。

その視座に立った時、

化け物や悪魔、自分も誰も悪くなかったのだと、
全ては幻想だったのだと氣づくことができます。

真の《ゆるし》とは、
あなたもわたしも悪くなかった。
そもそも《ゆるさなければ》いけない人間も、
《ゆるす》人間もいなかったことに氣づくこと。

化け猫も、真の姿はただの猫です。

アプローチは一つではありませんし、
唯一の正解などない世界です。

それでも、それぞれの正しさのその先で、
手を取り合えるとわたしは信じています。

憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に忘れよう

わたしのいない世界を　
上から眺めていても
何一つ　変わらず回るから
少し背中が軽くなった

ああ　全てを与えて帰ろう
ああ　何も持たずに帰ろう

歌詞より

～※～※～※～※～※～※～※～※～※～※～

わたしは、恐れではなく愛（祈り）を
あなたに贈りたいから。

当たり前と書いて奇跡と読みます。
当たり前の今日に、
あなたの存在と全ての出来事に
感謝を込めて。