見出し画像

観光には結構お勧めポーランド

ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。

中欧の国ポーランドへは、2回旅行したことがあります。

最初は、2012年11月で、首都ワルシャワから南に下ってクラクフという街に行きました。

他の旧東側諸国と同様、ソ連崩壊後に民主化の道を歩んで20年以上経っており、ワルシャワの街は、建物など街の風景には多少東側時代の面影が残るものの、普通に街歩きできました。

クラクフは、日本でいうところの京都に当たる古都で、ポーランド第二の都市です。街中も落ち着いた雰囲気でした。

クラクフを拠点として、近郊にある世界遺産にも訪れてみました。

まずは、ヴィエリチカ岩塩抗へ。地下深くに降りていくと、そこには通路があり、その先には広大な空間がありました。よく造ったものだと思います。

つぎはアウシュヴィッツ強制収容所跡へ。今は博物館になっていますが、展示物を見学していて、本当に気が重くなりました…

2度目のポーランドは、2018年5月に、ワルシャワに滞在しながら、日帰りでウッチという街に行ってきました。

5年半ぶりのワルシャワは、前回訪れたところも含めて、街歩きしてみました。特に大きな変化はありませんでしたが、訪れた季節が春だったので、過ごしやすかったです。

日帰りで訪れたウッチという街は、ポーランド第三の都市で、繊維工業で栄えた街ということです。さすがに大きい街なので、トラムも走っていて、賑やかでした。

ウッチの観光案内所では、いろいろ親切に情報を調べてくださり、私が手製本をやっていると分かると、日本のガイドブックに載っていなかった印刷工房や、併設しているミュージアムを教えてもらえました。印刷工房は、内部見学させてもらうことが出来て良かったです。良く地元アーティストが利用しているとのことでした。

ミュージアムは、手製本作品を実際に手に取って見ることができるので、手製本をやる私にとっては、とても勉強になりました。

ポーランドは比較的物価が安く、都市間の移動も便利、人も概して親切で、治安もいいので、普通に観光する分にはとてもいいところだと思います。

さて、ポーランドの布探しですが、まずはワルシャワで生地屋さんを探してみました。しかし、旧市街の繁華街や、市場の周辺など探しても見つからず、たまたま見つけたお店でも、ご主人がポーランド語しか話せず、何とか聞き出したポーランド製の生地も、スーツ用の無地のものしかなく、おまけに値段もかなり高かったので、場所だけ覚えておいて、別の場所で探すことにしました。

日帰りで訪れたウッチは、繊維工業の街なので、おそらく何かしら情報があるだろうと、観光案内所で、ポーランド製の生地を売っていそうな生地屋さんがないか訊いてみました。すると、親切にも、実際にお店に電話をして調べてくださり、何軒か生地屋さんを教えてくださいました。

お礼に、いつも私が旅行で持ち歩いている、自家製の東京豆本を差し上げたところ、お返しにマグネットなどウッチのお土産品を下さった上、観光案内所のFacebookページに私の写真入りの記事を投稿していただきました。これで、「アーティスト」として初めての海外デビューを果たしました。

教えていただいた最初のお店は、街中の生地屋さんで、いろいろな生地を扱っている中で、ポーランド製のものをピックアップしてくださいました。

「旅から生まれた豆本」ポーランド・ワルシャワ編は、この生地屋さんで購入した、ポーランド製のコットン生地を使用しています。柄がポーランドの伝統的な花の切り絵風になっています。

次に訪れたのが、集合住宅の中に入っている生地屋さんで、ポーランド製リネン生地の専門店でした。インテリアに使うような、シンプルな柄が揃っていて、結構選ぶのに苦労しました…

「旅から生まれた豆本」ポーランド・ウッチ編とクラクフ編は、この生地屋さんで購入した、ポーランド製のリネン生地を使用しています。

ウッチ編は薄手の生地です。

クラクフ編は少し厚手の生地になります。

どうぞよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?