パンをつくる

仕事を辞めている頃、
パン屋さんでアルバイトしたかった。
パン作りができるから、
単純な理由からだった。
パン好きなわたし。

他のアルバイトとの兼ね合いで、
その時は実現しなかった。

その後、
勤務した精神科クリニックが、
就労支援B型事業所を立ち上げることになった。
勤務年数が長く、
相談業務もしていたので、
サービス管理責任者として、
移動になった。

cafe、
そこで食べてもいいし、
販売もしていた。
ランチ、
パン、
お菓子。

自分がやりたかったことが実現した。

就労継続支援B型事業所。
医療法人が母体のため、
メリットがたくさんあった。

利用者がやりやすいように、
嫌な思いをしないように、
コーヒーをボタン一つ押せば、
同じクオリティのものが出てきたり、
お菓子も材料は質のいいものを、
使わせてくれた。

私は、
お客様へのランチのスープ作り、
利用者の昼御飯作りをしながら、
スタッフ、利用者の面倒をみる。

時々、
パン作り、
ケーキなどのお菓子作りを手伝ったり、
お客様への接客、
配膳などもした。

仕事として、
好きなことに携われたこと、
幸せだ。

みんなと一緒に過ごせたことも、
色々なことがあったけど、
いい思い出だ。

今でも1人で
料理、
お菓子作り、
パン作りはしている。

なつかしい。