やられた
2日間の休みを言われるがまま消化して、施設に出勤した雨の日。
仕事始めて間もなく「・・・・・・。(汗)」となる。
何で?何で、皆こんなに具合が悪いの?いったい、何が起こってるの?!
夕方頃まで振り回され、一人一人に出ているそれぞれ違う謎の症状を先生と一緒に謎解きのようなことをしつつ対処し続けた。
脳梗塞の再発か腸閉塞か、はたまたある人は、両肩と首が痛くて急に起き上がれなくなったとか・・・etc・・・。もう、わけが分からん。いくら季節の変わり目で低気圧の日と言ってもほどがあるでしょ。
と、そんなことを思いつつ、速足で歩いていたら、とある婆ちゃんに「休むからだよ!」といきなり言われた。何も言っていないのに、何で考えていることが分かったんだろ。老人って、時々こういう人がいるから怖い。「あたしももう少しで具合悪くなりそうだ!って思ってたんだよ。そう思ってたら来た。」
・・・。これ、謝罪しなければならないシーンですか?
***
と、そんな訳のわからない忙しさに時間を取られる日だったが、今日こそ勤務表を仕上げなければ!と思って作った。そしてプリントアウト。各部署に配るやつと、ナース一人一人に渡す分で合計12枚。
最初に配った派遣ナースさんが「違います」と声をあげる。違う?なんだ、それ。希望は全て通してあるはず。
忙しかったので多少苛ついていたものの、顔に出さずに話を聞いてみると「月に16回の出勤です、私。18回ついています。」
いや、月16回じゃなくて週に4回とうかがっていたけど?
「そうですよ。一か月は4週だから!ししじゅうろく!(4×4=16)となるはずです。」
毎月が4週きっかりだとしたら、しちしにじゅうはち!(7×4=28)毎月28日しかないことになるでしょ?君のカレンダーは、1年中2月か。
と、大人気なく言ったものの、そんな気持ちの人に出て来て貰っても仕方ないので「人員が3人以上いる日、どこでも二日選んで休んで下さい。」と告げる。
放心。
私が忙しいということは、介護職のKちゃんも忙しい。夕方会うと、真っ白な顔で「頭痛がする。」と言っていた。
何だか、どの辺を何発やられたのかさっぱり理解できていないボクサーのような気持ちで帰路についた私たちだった。
でも、復活する。
食べて、寝る。今日はジムはなし。
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