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どうでも良いことと大事なこと / 気持ちの探索

単発派遣で来てくれている人の中にリピーターどころか、ヘビーユーザーという感じの人も出て来た。
新人さんにとって感じが悪い施設だったのだが、皆も大分変わって来たのか、今や人気の施設となっているらしい。

彼ら彼女らの募集受付やメッセージのやり取りは私が請け負っているのだが、Kちゃんがある人のことを一推しして来た。
格好は派手でタトゥーが入っていたり髪の毛があり得ない色の女性なのだが、利用者さんの受けが良いし、とにかくよく働く人なのだと。年齢は30代後半。

話を聴いていると是非本採用したくなる。
で、すれ違いで会うこともなく日々が過ぎていたのだが、今日、やっと会えた。
一番最初にビックリしたのは、想像していたイメージと全然違っていたからだ。プロフィールの写真のイメージでは小柄な女性かな?と思っていた。顔しか映っていないので何故そう思ったのかは分からないけど、実際に会うと非常にガタイが良い人だった。
まあ、それはともかく良い人材に会えて嬉しいと思ったのが今日だった。

これまでは3時間ほどのショート枠を申し込まれていたが、ロングはどうですか?と一言言ったら、普通に8時間枠に応募してくれていた。

自分の方から「こんな外見だから普通に施設で働くのは難しいと思って。でも、良いんですか?」と仰っていたので、うちは普通に働いてくれれば、外見なんてどうでも良いですよと答えた。
髪の色がダメだとかカラコンがダメだとか、エクステがダメだとか。同じ服を着ていなければダメだとか。
そんなことはない。どれどころか利用者さんたちが喜んでいるのだからそれでよし。

***

管理職会議は・・・何がどうと言うわけでもないが、何だか嫌な気持になった。
いやいや、何がどうというわけでもないで片づけるからいちいちモヤモヤしてしまうのだ。
毎月同じ話をして停滞していることがあったせいだろうか?
それだけではないのだけど、何だかそれも大きいようだ。

あとはセクハラ野郎をクビに出来ないこのご時世も嫌だったのだろう。

それを指導しろと言われたことにもむかっ腹が立ったのかも知れない。いや、腹が立つならまだ良いが、「ダメだ、こりゃ。」と失望するのが私なのだろう。何でこんなに時間が足りないのに、そんなやつと話さなければならないのか。大事な職員たちのために時間を費やしたい。多分その辺の気持ちだろう。

分かった。
自分がやっていないことを棚に上げて人に強いる人が私は嫌いなのだろう。

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