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チャンスとは知らず

今日も面談。

今回は先日面談した若き介護士がどんな回答を出したか聞くという趣旨だった。
最終的には会社が提案した方法に同意してくれたのだが、その態度や言い方を見ていて、「あー。。。。施設長の見解が正しかったのだな。。。」と感じた。

前回の私の感想としては「そりゃあ、ちょっと厳しすぎないか?」と思ったのだ。ちょっと、こちらが落ち込むくらいに辛かったのだけど、よくよく話を聞いて見ると、なるほど、彼は今回の言動が初めてなわけではなくて以前の職場でもやってしまったらしいとのこと。

若い頃には、目先の出来事だけを見て、自分が批判されたとか、誰もわかってくれないとか、好き勝手な感想を持つ。プライドなど持ち得る状況でもないのに自分を過大評価してしまうこともあるだろう。
だから、思い通りにならないと不幸な気持ちにしかなれない。

しかし、もしも彼の今の若さで今回教えて貰ったことを生かして行けたら指導係のKちゃんの年齢になる頃には凄い介護職員になるかも知れない。主任や課長になれるかも知れない。いや、施設長やオーナーにだって。

が、今は目先の減給に腹を立てその可能性を理解し得ない。
大変なのはその先だ。
態度ってのは大事だ。

その態度によって人にどれくらいのことを教えてもらえるのかが大きく変わるし、それが運命を作るから。

しかし、自分を過大評価して、あたかも親にぶつけるような怒りを企業に向ける人には一生分からないまま。

企業も苦労する。指導係も苦労する。

それが分かっていて与えられるのが教育の機会だ。

思いが届きますように。

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